ストライカーズ編!
陸戦用空間シュミレーター
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「機動六課課長、そしてこの本部隊舎の総部隊長、八神はやてです」
普段の口調から仕事用の共通語で挨拶をする。
「平和と法の守護者、時空管理局の部隊として事件に立ち向かい、人々を守ることが私たちの使命であり、なすべきことです。
実戦と経験に溢れた指揮官陣。若く可能性に溢れたフォワード陣。それぞれ優れた専門技術を持つメカニックやバックヤードスタッフ。全員が一丸となって事件に立ち向かっていけると信じてます。
ま、長い挨拶は嫌われるんで以上、ここまで。機動六課課長、部隊長の八神はやてでしたー」
最初のそれなりに威厳のあった雰囲気は最後の方ではなくなり、接しやすく、明るい部隊長のイメージが部隊員に築かれているのを感じる。
これもはやての持つ才能の一つだろう。
このあとはすぐに解散となり、各自の持ち場に移動となった。
そんなわけでオレは仮にも教導官。
なのはと一緒に新人フォワードを育てることとなっているため、固まって移動していた。
「そういえばみんな、自己紹介とかした?」
後ろを歩いているメンバーになのはが尋ねる。
急に聞かれた新しいフォワード四人は戸惑うが。しっかりと答える。
「名前や経験、スキルなどは話しました」
「あ、あと部隊分けとコールサインなど」
「そう。じゃあ訓練に入りたいんだけど、いいかな?」
「いーともー」
「陽龍くん、おふざけは終了。あ、みんなはあまり気にしないでね。ちょっとした病気だから」
なのははオレのネタをそんな風に言ってしまう。
むむ、嫌な方向に成長したなぁ、なのはよ。
おにーさんは悲しいです。
そんな悲しい出来事から数分、オレとなのはは何もない海岸のようなところにいた。
これから訓練なのに。
「なのはさん、陽龍さーん!」
「あ、シャーリーだ」
シャーリーと呼ばれた彼女の名前はシャリオ・フィニーノ。
機動六課のメカニックデザイナーのひとりだった。
そしてシャーリーが来てすぐ、運動服に着替えに行っていたフォワードたちも走ってきた。
「全員デバイスは手元に戻ったなー?さて、今返したデバイスにはデータ記録用のチップが入ってるから、ちょっとだけ大切に扱えよー。ちなみに壊した場合、修理にウン万円と掛かります」
実戦にはあまり参加しないオレが基本の説明をする。
あー、ダルイ。
「それと、メカニックのシャーリーから一言」
オレは話しを適当に区切り、話題を変える。
「えっと、機動六課のメカニックデザイナー兼、通信主任のシャリオ・フィニーノ一等陸士です。みんなはシャーリーって呼ぶので、みんなも同じように呼んでね」
とても簡単な自己紹介をありがとう。
もっと長くてもいいんだぜ?
「みんなのデバイスを調整したりもす
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