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魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
ストライカーズ編!
成長期
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と陽龍くんは飛んだり跳ねたりしやすい教導隊の制服のが多いかもしれへんけど」
「事務仕事とか、公式の仕事の時はこっちってことで。ね」
「だなー。もともとオレはなのはの補佐みたいなもんだから、あんま教導官らしいことはしないしな。特訓メニューとかはオレの専門」

そう言ったオレにみんなは苦笑いをした。

「さて、それでは」

フェイトが言うと、オレたちは姿勢を正す。

「本日只今より、高町なのは一等空尉」
「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官」
「浅賀陽龍二等空尉」
「浅賀アリシア執務官補佐」
「機動六課へと出行となります!」
「これからよろしゅうな」

オレたちは正式な挨拶をし、笑い合う。


少しすると部隊長室にブザーが鳴り、誰かが来たことをを知らせる。

「どうぞー」

はやてが言うと扉が開き、ひとりの男性が入ってくる。

「失礼します。・・・あ、高町一等空尉、ハラオウン執務官、浅賀二等空尉に浅賀執務官補佐ではないですか。ご無沙汰しております」

男性はオレたちに向け、敬礼をする。
あっれー、どっかで見たことあるような気がするけど・・・思い出せん。

「あ、もしかしてグリフィスくん?」
「はい。グリフィス・ローランです」

グリフィス・ローラン・・・。

『ほら、だいぶ前に仕事で会ったことあるよ?』

未だに思い出せないオレに、アリシアから念話がくる。
仕事、グリフィス・・・。

「あ、ああ!あのグリフィスか!なっつかしいなぁ。成長期か?」

前見たときはフェイトの身長の半分位だった気がする。
いや、流石にもっと大きいか?

「その節ではお世話になりました」
「グリフィスもここの部隊員なの?」
「私の副官で、後退部隊の責任者や」

フェイトの質問に、はやてが答える。

「運営関係もいろいろ手伝ってくれてるですよ!」
「お前の母さん・・・レティ提督は元気か?」
「はい、おかげさまで。・・・って、あ、報告してもよろしいでしょうか」

そこまで話したところで、本来の目的を思い出す。
ちなみにさっきの会話でわかったと思うが、彼、グリフィス・ローランはオレたちの知り合い、レティ・ローランの息子である。
オレたちが出会ったのもレティ提督が関わっていたりもする。

「フォワード四名を始め、機動六課部隊員とスタッフ、全員揃いました。今はロビーに全員集合、待機しています」
「結構早かったなぁ。ほんならみんな、まずは部隊のみんなにご挨拶や」

はやての言葉にオレたちは頷き、そして機動六課の部隊員が集まるロビーへと向かった。

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