デッドGP
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誰も追いつけん。さて・・・そろそろとどめをさして、あの2人を連れ戻しに行くか」
「くっ・・・」
余裕たっぷりの笑みを浮かべてレーサーは呟く。
1番最初と氷の壁、樹海のレースでのSEプラグと多くの魔力を消費してきたグレイは痛みを堪えるかのように顔を歪めながらレーサーを睨みつけた。
(何、コイツ・・・私が一撃も与えられない・・・魔法の正体を探ろうにも見えないから探れないし・・・)
ぎゅっと悔しそうに唇を噛みしめたティアが拳を握りしめる。
ここまで圧倒的にやられるなど、楽園の塔のジェラール戦以降ない。
あの時は相手が聖十クラスだったから元々勝つのは難しかったものの、こんな闇ギルドの人間に負けるような魔導士ではない事は自分が1番よく解っているつもりだ。
自惚れなどではなく、それだけ血の滲むような努力を彼女は積んできているのだから。
「耳を貸せ。グレイ、ティア」
「!?」
「は?」
すると、リオンが突然口を開いた。
「奴の弱点を見つけた」
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