75部分:73:ヴィータの異変
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
73:ヴィータの異変
ヴィータと良彦の結婚から数ヶ月、ヴィータは六課終了後はなのはの誘いもあって教導隊入りし、後進の指導に当たっていた。
良彦は、現在は管理局の籍はそのままに、聖王教会騎士としての仕事…ロストロギア確保や、その為の独自交渉、管理局とは別にである…に、従事している。
良彦がたまに他の管理世界へ行く以外は、ほぼ普通の家庭と同じ感じである。
それと、まぁ…結婚したので、性交もしている、今までは一切そういう行為…キスくらいはしてたが…をしてなかったので、最初は色々会ったらしい。
そして、そんな生活が落ち着いてきた現在、二人は何故か揃って本局の会議室に呼び出されていた。
「つか、今更俺ら呼び出しって何だと思うよ?」
「わかんねーよ、良彦、なにやった?」
「今本局とはあんま関係ない仕事しかしてねーぞ、聖王教会と本局で争うようなロストロギアは無いはずだし」
「なら、あたしにもわかんねーな」
白い教導隊制服のヴィータと、航空隊制服の良彦が言い合いながら会議室へ入ると、そこにはレティ提督と、数人ほど撮影スタッフらしき姿。
「八坂ヴィータ教導官」
「八坂良彦三尉」
「「お呼びでしょうか?」」
入りながらの二人の言葉に、レティは
「えぇ、一寸二人にインタビュー受けてもらおうと思って…というか、本局の報道チームがさせて欲しいそうよ」
苦笑しながら、撮影スタッフを示す。
「…というか、俺らでいいんですか、それなのはとか、はやてとか、フェイトとか…他にもいるんじゃないかと?」
「だな、なんであたしら何だ?」
「彼らの言い分だと、結婚してる局員同士は多いけど、そのどちらもが空戦型、しかも二人揃って魔導師ランクはAAA+、というのが面白いんだそうよ、まぁ質問に答えるだけだから、頑張って」
そういうと、レティは一寸下がり、レポーターらしき女性が出てくる。
「それでは、本局報道チームによる有名人インタビュー、本日は、本局航空隊でその名を響かせた『赤と青の子鬼』こと、八坂夫妻です」
「って、まてぃ、いきなりその紹介かよ!」
「え、でもこれが一番有名ですよね」
「否定は出来ねーけど、もう一寸違うのねーのか?」
レポーターと言うか、この場合インタビュアーだろうか、は…きょとんとしてから
「それでは、夫妻に質問していきましょう」
と、きっぱりとシカトしてくれた、そのままに
「えーと、此方の資料では、お二人とも20歳となってますが、本当ですか?」
「無視して進めやがった!…まぁ、事実だな」
「一応そうだな」
頷きを確認し、更に勧めるインタビュアー。
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ