スーパーロボット大戦OG外伝
0534話
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みせる。……アクセルという存在がいてこそのコーネリア・リ・ブリタニアなのだから」
最後の台詞はほんのりと頬を赤く染めながら呟くコーネリア。
その様子に、自分でも分かる程に柔らかく笑みを浮かべながら頷く。
「レモン」
「言わなくても分かってるわよ。貴男との付き合いはこの中で一番長いんですもの。私もそれなりに腕には自信があるんだから、貴男は貴男らしく、そしてシャドウミラーの武力の象徴としてその力を見せて頂戴」
以心伝心。俺とレモンの間にあるのはまさにそれだろう。
気負わないような、それこそ近くに買い物にでも行くかのようにリラックスした笑みを浮かべるレモン。
「マリュー、このシロガネという艦はアークエンジェルに勝るとも劣らない性能を持っている艦だ。そして同時にこの世界で俺達シャドウミラーの帰ってくる家でもある。……頼んだぞ」
「ええ。存分に暴れてらっしゃい。いつものように美味しい食事を用意しておくから」
マリューらしい、包み込むような笑顔で俺へと笑いかけてくる。
その様子に頷き、改めて恋人3人を一瞥した後で口を開く。
「全機、急げよ。あまり遅いと全ての敵を俺が喰らってしまうからな。……ニーズヘッグ、アクセル・アルマー、出るぞ!」
その声と共に、嘲笑する虐殺者の異名を持つニーズヘッグはカタパルトデッキから射出。その異名通りに修羅達へと圧倒的な力を見せつけるべく大空へと羽ばたくのだった。
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