そして『雪姫暦』は胸が大きい。
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
の人間では無いのだ。
「雪姫。」
雪姫は変わらぬ笑顔で振り替える。
「なに?」
「お前は・・・・・俺と関わってていいのか?」
すると雪姫の表情がこわばった。
「神崎君・・・・そんなこと言わないでよ・・・・」
「えっ?」
「私は好きで一緒に居るだけなの!全て私のわがまま!神崎君は私と一緒に居たくないの!?」
雪姫は涙目で俺に叫んだ。そして八幡では絶対に言わないことを言った。雪姫は自分のやり方を通した俺も自分のやり方を通そう。
「居たいよ・・・居たいに決まってんだろ!?だからこそ・・・大切だからこそ!優しいからこそ!俺と一緒に居て友達を無くして欲しくねーんだよ!」
みんなは・・・少なくとも八幡はそんなことは言わないだろう、これは雪姫と一緒に居たくないと言った方がハッピーエンドだったはずだ。いや・・・俺は自分のやり方を信じる!
「・・・・・・そっか♪」ニコッ
「え・・・」
「私は友達居ないからいいよっ♪」
雪姫は涙を拭い腕を組んできた。
「お、おい・・・」
「いいからいいから!」
良くねーよ、当たってるんだよ。
まぁ、俺は自分のやり方を信じる。そんなことを言ったが間違いだ。俺は雪姫を信じる。これからもそうやって生きていく事だろう。
・・・そして、『雪姫暦』は胸が大きい。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ