暁 〜小説投稿サイト〜
最強のエンジニアと最強の剣士
赤鼻のトナカイ アイザック視点
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つけていたのか。」
暗い感じにキリトは答えた
「まあな、蘇生アイテム狙いか。」
「ああ。」
「ガセネタかもしれねえアイテムに命かけてんじゃねえよ。」
「・・・・・・・。」
キリトは無言だったしかしクラインは喋り続ける
「このデスゲームはマジなんだよHPが0になった瞬間、現実世界の俺達の脳も」
「ダメなんだよ・・・。」
クラインの言葉を遮るかのように言った。
「ソロ攻略なんて無茶はやめろよ!俺達と組むんだ、蘇生アイテムはドロップさせたもののやつで
恨みっこなしそれで文句ねえだろ!」
「それじゃあ意味ないんだよ・・・。」
そう言った瞬間キリトは剣を3センチほど抜いた
「「「!!」」」
当然クライン以外のメンバーが警戒した無論アイザックもチェーンソーの柄をメンバーの誰よりも早く握った
だがクラインはまるで’やめろ’というような感じでこちらを見、右手を広げた。
「おまえをよこんな所で死なす訳にはいかねえんだよ!キリト!」
キリトは剣をさらに抜いた。
その瞬間周辺に次々と青いマントをはおったプレイヤーが現れた。
「うおおっ!」
クライン達はすぐさまキリトの近くへ集まった
「お前のつけられていたのか・・クライン。」
クラインはニヤッと笑うと
「ああ、そうみてえだな!」
気楽な調子で答えた
「ゲッ!青竜連合かよ!」
「青竜連合?」
この世界に来たアイザックにとっては初耳だった。
「ああレアアイテムの為ならヤバいこともやる連中だ、それでどうする?」
「ええい!くそったれがあ!キリト!ここは俺達が引き受ける!お前は先に行け!」
「クライン・・・。」
「いくんだ!」
そうクラインにいわれるとキリトはすぐさま走り出した。
「アイザック」
「なんだ」
「こんなときにおめえに言うのもアレなんだが何か手はないか。」
アイザックはしばらく黙ると喋り出した。
「一分でいい、時間を稼いでくれ。」
「よっしゃあ!おめえら、たったの一分だ!ふんばれえー!」


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