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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 前編
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漏らすえみ。それから30秒あまり悩んだ挙句、名残惜しそうに身体を離した。まさきも続いて起き上がると、一度確認するように手足を動かしてから立ち上がる。果てた肉団子の脇に落ちている蒼風を拾い上げ、一度血を払ってから鞘に収める。と。
まさき「つっ……」
まさきの頭を、突如ズキズキという痛みが襲った。
えみ「まさき君? 大丈夫!? ひょっとして、まだ呪いが解けてないんじゃ……」
まさき「いや、問題ない。ただ単に、頭を使いすぎただけだ。飯を食って寝れば治る」
えみ「そう……」
慌てて駆け寄ってきたえみに、まさきは右手をひらひらと振って心配が要らないことをアピールすると、もう一方の手でこめかみを押さえながら言った。瞬間、えみの顔に安堵の色が浮かぶ。
やがて、えみは何かを思いついたように、悪戯っぽく微笑むと。
えみ「それじゃ、まさき君! 行こう?」
まさきの手を引いて、いきなり走り始めた。そんな状況になるとは思いもしなかったまさきは、当然脚をもたつかせながら引っ張られる形になる。
まさき「うおっ!? ちょ、行くってどこへ!」
えみ「わたしたちの家! 今日は、すっごいご馳走作るって決めたから!」
まさき「いや、別に俺は……」
えみ「いいから。家事はわたしに任せて、ね?」
まさき「うん……? って、うおっ!?」
最後の言葉が、鈍痛を訴える頭に僅かな引っ掛かりを覚えたが、それは足元に躓いた次の瞬間にはするりと抜け落ちて、置いてけぼりになっていた。
まさき「ちょっ、転ぶ! 止まってくれ!」
えみ「ふふっ♪ やーだよっ!」
まさきの抗議も聞かず、まるで遠足に向かう子供のようにはしゃぐ。そんなえみを、窓から入り込んだ月明かりが鈍く照らした。
柔らかな銀色のスポットライトの下に映し出されたその笑顔は、今まさに月から舞い降りた天使のようで。
まさき「…………」
思わず息を呑んでしまったまさきの心臓が、トクンと一度だけ大きく跳ねた。
────
鳩麦「後半また
惚気
(
のろけ
)
やがって……!」
レオニス「いやぁw良いじゃないですかwホントはQ.E.Dまで言いたかったのを我慢したんですよこれでもw」
蕾姫「証明完了(Quod Erat Demonstrandum)ねwあのまま決まってたら言ってた訳かw」
レオニス「ですですw」
鳩麦「ふんっ!そんな格好良いキメ台詞を言われて溜まるか!」
蓮夜「GMの醜い嫉妬が見えたw」
霊獣「www」
鳩麦「うっせぇw!」
鳩麦「さて、こうなったら僕は相手をボコボコにしてやるしかない」
ULLR「そう言えば鳩麦さんの相手は誰になるんです?」
鳩麦「そりゃ俺でしょ」
蕾姫「えー……」
レオニス「えー……」
涙カノ「えー……」
鳩麦「なんだよ!!?」
蕾
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