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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 前編
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さき「……!」
部屋の入り口近く。自身の後をついてきたはずのえみが待機しているであろう場所のすぐ左。そこから微かに、だが確かに響いてきた足音を、まさきは察知した。まき散らされた部屋の備品の欠片を、何かが踏んだのだ。えみには絶対に動くなと言ってある。あのマントの位置はまさきにも分かる為、其れがえみで無いのは間違いない。即ち……

即座に足音から身体の位置を推測し、肉団子のすねがある位置に意識を集中。《荒神風鎖》でできた小さな風が、何も知らずに歩く肉団子の足を引っ掛けた。

肉団子「ホワッ!?」
途端にビタンッ!という肉が地面にぶつかるのによく似た音がその場所から響く。
途端に、まるで滲むように派手な色彩がその空間に現れ、それが完全に色付いた時、そこには間違いなく先程の肉団子の姿があった

まさき「ようやく出てきたか……」
まさきはニヤリと笑いながら呟くと、そのまま風で肉団子を床に貼り付けた。その一瞬の間に姿勢を整えると、地に伏した肉団子めがけて全力で天井を蹴り飛ばした。

まさき「せぁ……っ!!」
今まで行ってきた筋肉演算などの疲労からズキズキと悲鳴を上げる脳を無理矢理押さえ込んで、まさきは制御できる最長まで刀身を伸ばすと、そのまま肉団子に突進する。

────

レオニス「まだ死ぬなよ……? (ゲス顔)」
鳩麦「はっはっは、勿論だともw」

────

肉団子「ひ、ヒィィ!ちょ、待……」
言いながら肉団子はズルズルと後ずさるが、当然全力疾走してきているまさきのスピードにはかなう筈も無い。
当然男はあっと言う間に蒼風の間合いに入る。

まさき「喰らえ……ッ!」
その瞬間、まさきは自らの身長を越すほどに伸びた刀身を、思い切り男に叩き付けた。刃が肉を詰めすぎたソーセージの如き手足を切り飛ばし、残った胴体が衝撃で僅かに浮き上がる。

まさき「……ッ!」
そこへ、着地したまさきが追い討ちをかけた。宙返りをしながら両足で蹴鞠のような胴体を蹴り上げ、天井に跳ね返って落ちてきたところを回し蹴りで逆方向に蹴り飛ばす。

肉団子「ギャアアァァァァァッ!?」
吹き飛んだ男はまるで壊れたスピーカーのようにやかましい悲鳴を上げて、鮮血を撒き散らしながら部屋の向こうへと吹き飛んで行く。その後を追って追撃しようとした、瞬間


四肢の感覚が完全に消え、刀が手元からスルリと落ちた。

────

レオニス「あ、ちょっ!!」
鳩麦「はっはっは」
レオニス「最期まで展開考えてたのに畜生ww」
鳩麦「そう上手くはいかんぞwで、どうする?」
レオニス「んー……」

────

まさき「な……っ!?」」
ドサッ、と音を立てて、まさきの身体が崩れ落ちた。筋肉はおろか、神経も何の反応も示さず、文字通り、身体
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