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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第五章 強襲作戦 前編
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「……あっ!?」
突如として、後方から今日出会ったばかりの少女のくぐもった悲鳴が響く。
とほぼ同時に、ブンッ!と言う風切り音が真後ろから迫った
りくや「っ!?ゆかさん!?」
りくやが振り返ると、丁度自分の顔面に向けて凄まじいスピードで迫る斧が視界に映った。
ゆかの姿はその一瞬では確認できず、変わりに目の前には鎖をフードのように編んだ鎧を着込んだ男……
りくや「なっ!?……くそっ!」
斧の攻撃を腰を落とすことで回避、後ろ向きにジャンプする。
?「ワァオ!今のかわしちゃいます!?かわしちゃいますか!いや入ったと思ったけどなぁ。惜しい!」
やけに高いテンションでマシンガンのように話す男の足元には、先ほどまで自分の後ろにいた少女がうめき声をあげていた。
いつの間にか、バックステップをしたことで少女との距離が開いて居ることにりくやは気が付く。
りくや「っ……その子をこっちに渡してもらいたいんだけど…」
大剣を抜いて、構えながらやけにテンションの高い男に睨んで話しかける。
…なんか、こいつ危険な感じがする…さっきの奴らとは全く違う何かが。
?「うーんどうしましょうかねぇ?簡単に渡しちゃっても流れ的にあれだし……あ!分かった!じゃあこんな感じはどうです?」
言いながら男はおもむろに斧を振り上げると、ゆかの首元に向けて振り下ろす
りくや「っ!?やめろっ!!」
剣を振りかぶり地面を蹴って襲いかかる。
?「おぉっとぉ!冗談ですってぇ!」
男は振り下ろされた大剣を方手斧で弾きあげると、身体を半回転させながら即座に反撃。
リクヤの左に回ることでもう一本の剣の間合いから外れつつ、横殴りにリクヤの身体に斧を突き立てようと振るう。
りくや「っ!?」
間違いなく剣で防御は無理、そんなことしようとすれば間に合わずにあの斧に斬られるのは間違いない。剣を振り下ろす勢いそのままに前方に転がって斬撃を避ける。
りくや「…なんて動きするんだよ……」
?「あれ!?今のもしかしてほめられてます!?アッハハ!嬉しいですよォ。今まで禄に戦い方誉められた事……あれ?あったかな。まいっか♪それより、これでルールは決定ですよね!?勝った方がこの子を好きにするって事で!それじゃあ……」
鎖の向こうに見えた目元の見えない顔を二ヤッと歪ませて、男は言った。
?「ショウ・タイム。いっちゃいます!?」
りくや「やるしかないってことかよ…」
人は誰かのものじゃないって言いたいけど多分こいつはだからなに?で終わりそうだから全く意味ない。
この子をあの家に帰すまで守るには俺が勝たないとだめ、か。
りくや「イッツショータイムってことか…いいよ、やってやる」
?「お、いいっすねー。それじゃ……」
ヴンッ!と言う音と共に、
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