暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
ストライカーズ編!
口調
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ろっかな」
「私、車で来てるから中央まで送るよ」
「お、ラッキー。じゃあ頼むな、フェイト」

はやてと別れたあと、オレたちは自分の今の職場に戻ろうとしていた。

「そういえば陽龍、体調は平気?最近前線にも出てないらしいけど・・・」

フェイトがオレの方を見ながら聞いてくる。

「んー、まあ平気だよ。前線に出てないのも、ランクとかが原因だし。心配すんな。フェイト、それになのはも」

体調の話になった途端に顔を俯かせたなのはにも言う。

「でも、今でもたまに病院に行くんでしょ?」
「一体どこでその情報を・・・って、アリシアか。流石に内臓とか骨に傷ができたからな。薬をもらいに行ってるだけだよ。オレの頑丈さは知ってるだろ?」
「ふふっ。確かにね。陽龍、あんな大怪我してたのに、その日のうちに目が覚めちゃったんだもんね」

怪我を聞いたときに流石にちょっと驚いたな、うん。

「でも、やっぱり心配はするよ。私たち、親友・・・でしょ?」

小学三年生のころから、ずっと。

「そう、だな。でも本当に大丈夫だ。あんま心配すんな」

そのあとは新しいフォワードについて話をしていた。
スバルとティアナのほかのフォワード、エリオ・モンディアル三等陸士とキャロ・ル・ルシエ三等陸士。

「まだ小さいから心配なんだけどね・・・」
「でも、能力値的には問題なしだね」
「それに、二人はフェイトの部隊だろ?だったら目の届く範囲だからいいだろ」

オレがそう言うとフェイトは軽く笑った。

「そういえば、キャロ・ル・ルシエって子は召喚士だっけ?プロフィールにフリードリヒってのがあるけど」
「うん。確かにキャロは召喚士で、フリードリヒはキャロの召喚獣だよ。まだ子どもの竜だけどね」

子供の竜か・・・小学一年の時に美愛が召喚したあのちびドラゴン思い出した。
あれからもう十三年くらいか?だったらだいぶデカイだろうなぁ・・・。
オレ、フェイト、なのは、はやて、アリシア、守護騎士、そして新人のスバル、ティアナ、エリオ、キャロが機動六課に入隊するまで、あと少し・・・。

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