ストライカーズ編!
教導官(仮)
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「陽龍さん、酷いですぅ!リインは幼くなんかないですよー!」
自分のことをリインと呼んでる時点で幼いだろ。
「そんなことよりもランスター二等陸士、確か足を怪我してたよね?治すからブーツ脱いで」
仮にも友達であるリインのことをそんなこと呼ばわりしたなのはは大人の対応。
これぞ真の(意地汚い)大人の姿。
「あ、怪我の治療はリインがするですよ!」
リインはそう言ってブーツを脱いだティアナ・ランスターの足を治療する。
ティアナ・ランスター二等陸士。
この試験の参加者の一人で、さっきの試験中に足を怪我してしまった少女だ。
そしてもう一人の参加者、スバル・ナカジマ二等陸士。
ティアナ・ランスターの友人で、四年前にオレとなのはが助けた少女だ。
「大きくなったね、スバル。四年ぶりだっけ?」
「あ、な、なのはさ・・・高町一等空尉!それに浅賀二等空尉も、ご無沙汰しております!」
スバルはそう言って立ち上がり、敬礼する。
「なのはさんでいいよ」
「オレもそんな長ったらしいやつじゃなくていいぞ。なによりなのはより下ってスゴイムカつくし」
「理不尽なの!」
あー、またいつもの癖ついてるー。リインと同レベルー。
「それにしたってスバル、久しぶりだな。なのははともかく、オレを覚えているとは思わなかった」
スバル運ぶ以外になにかした覚えもないのに。
「覚えてるっていうか、あの、お二人に勝手に憧れてて、それで・・・」
「あ、だからなんだ。さっきの試験でバスターを見たとき、少し驚いちゃった」
なのはの言うとおり、スバルは試験中に型は違えど、なのはの得意技であるバスターを使用していた。
こうしてまたひとり、なのは信者が増えたのであった。
「陽龍くん、あんまりふざけてるとあとでフェイトちゃんに怒ってもらうんだから」
「サーセン」
流石にフェイトには怒られたくない。
美愛とかアリシアはともかく。
あとなのはにも怒られたくないな、あんま。
だってコイツ、不屈のエースオブエースとか、管理局の白い悪魔とか呼ばれてるし。マジこえーよ。
そう、コイツがコワイだけで、決してオレはビビリではないッ!
<ヒリュー、五月蝿いです>
「サーセン」
ヤミにまで怒られた。ショック。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ