侵略計画 〜夏目another side〜
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う。
第三、そして最大の不安材料は、雪村カナタだ。
まだ魔法を知って間もないのに……なぜかもっとも潜在的なポテンシャルが高い。
そして雪村カナタの力はいつかあたしたち悪魔を凌駕するレベルになる。
今の内に潰しておけたらいいのに、上は潰させてくれない。それどころか魔法の存在を知らせるように指示された。だから夜の学校での一件を見せたのだ。
あたしは今とても不安でいる。もしかしたらあたしたちの――悪魔の計画は雪村カナタによって失敗してしまうのではないか、と。
でも……直感的な何か。雪村カナタはあともう一つピースが足りないと思う。
何故そう思うのか分からない。けれど今そんなことを考えている暇はない。もしかしたらただ単に杞憂なだけなのかもしれないのだから。
――さあ、もうすぐ、もうすぐよ。あたしたちの時代が来るわ。
あたしは次の仕事にとりかかることにした。
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