第一部・トラブルを解決する幼女
冒険の準備をします
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「ビアンお兄さん、お金ですよ、お金!」
「大丈夫だっての。じゃあ、お話ね。昔々あるところに、とても可愛い女の子が…」
そう言って、ビアンお兄さんは可愛い女の子の話を始めました。
道具屋さんはそれを笑顔で聞いていましたが、終わったとたんお礼を言ってヘアバンドをくれました。
…何がなんだか分かりません。
あとでよくよく話を聞くと、道具屋さんには遠い町に置いてきてしまった妻と娘がいるそうです。
手紙に絵本の1つでも同封してやりたいけど、何しろ自分も安定した生活ができない。
なので、ビアンお兄さんが何か買うときにお金の代わりに自作の話を聞かせるんだそうです。
いいお話です。
とりあえず、これで冒険の準備は整いました。
さあ、夜に向けてもう寝ましょう。
ベビーパンサー、助けてあげられるかな。
早く、夜にならないかな…。
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