暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜紅き剣聖〜
一部 浮遊城アインクラッド編
《笑う棺桶》、運命の刻  
再出発  ─異変─
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

驚くのも当然、でかでかと─戦姫さまは剣聖に夢中!?─という見出しと共にソウスケとサキちゃんが並んで歩いている写真が!
サキちゃん楽しそうだけど、ソウスケはなんだか眠そうだ。


いったい何が!?






















*****************










1日前──




sideソウスケ



48層主街区《リンダース》
 ソウスケのホームにて………





その日は運悪く二度寝してしまった。
それが原因だ。 きっとそうだ、でなけりゃ今頃攻略に勤しんでいる。
いったい何しに来たんだ!


「…………で、何の用だ、サキ?」
目を覚ましたら玄関がノックされていた。
いつもなら出ない、開けたら最後、このヒトは我が家に居座ってしまったとさ、おしまい!
……………とにかく、今俺は動けない。
「んー? なぁんにもないよ♪」
なら何故に家にきた!!
「楽しそうだな……………」
俺はため息をつく。
「そう?」
サキは終始ニコニコしている。
「……………そういや明日って攻略会議か」
サキは少し真面目な顔になった。
「うん…………これは明日の会議で公にする情報なんだけどね、今回のボスは一言で言うと、《千手観音》」
「それって仏さんの?」
「うん、偵察隊の情報だとね、何万って腕があってそれぞれ武器を装備してるらしくて…………」
サキが浮かない顔をする。
「で、何なんだ?」
「全部の腕がソードスキルをでたらめに使うって………」
「めんどくさ……」
「………………………」
「………………………」
沈黙が続く。

で、サキが急に顔を赤くし、俯いた。
「ソ、ソウスケ君!!」
「え、な、何?」
突然大声を出されてビックリした。
「あの、お!お昼ごはん! 一緒に食べに行きたいです!!」
何だか今日のサキは少しおかしい。
「………今回だけだぞ」
俺の意志ってかなり弱いかも。なんて思った。
「やった!」
「50層に以外とイケる店があるんだけど──」























****************




現実世界では異変が起きていた。





side????


私は彼の病室にいる。
彼の名前は霧島蒼介(きりしまそうすけ)、私の大切な人。
私を守ると約束して守れなかった人。
「………いつになったら帰って来るのよ、バカ」
彼─蒼介の手を握りながら呟く。
今日本では誘拐事件が多発している。
【SAO プレイヤー誘拐事件】
世間ではそう呼ばれている
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ