助けを求める声がする
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ャ●ズect然りだ」
「テメェは筆者の身を脅かさねぇと気がすまねぇのか、ジャン●大好き野郎!」
「おふざけはさておき、コイツら大丈夫なのか?」
宏助は床に突っ伏している数名の敵SPを見やりながら聞く。
いくら敵とは言え、死んでもらっては後味が悪い。
そもそもコイツは脊髄を攻撃したとか言っていたが、植物人間になったりしないのだろうか。
前にTVで脊髄損傷でそうなったと言う人のニュースを見たぞ。
そんなことを考えていたのだがどうやら心配無用だったらしい。
たいしたことじゃない、という風に真は首を横に振って答える。
「別にしばらくすれば回復するさ。
今は一時、意識はあっても動けなくしているだけだ」
とりあえず良かったと安堵の溜め息を漏らしている・・・・・暇もないようだ。
「おい、見つけたぞ!」
「あいつらだ!間違いない!」
「増援だ!増援を頼む!」
「チッ!また厄介なのが・・・・」
「増援も来るみたいだぞ・・・・」
宏助と真が身構えると、後ろでカチッと最早聞きな慣れてしまった金属音が多く聞こえる。
「全員構え・・・・・撃てぇッ!」
そして、これも聞きなれた声。
麗の号令で、放たれた無数の弾丸はそのまま新しく入ってきた敵に向かって当たる。
だが、敵ももう訓練済みなのだろう。
反射的に避けたものもいるが、大体が自分の力に酔いしれて飛んでくる銃弾を蹴落としたり、掴んだり、殴ったりする奴ばかり
だった。
だからだろう、この攻撃は有効だった。
「・・・・・ッ!」
「えええっ!」
「力が入らない・・・・」
弾丸に触れた相手は次々に力を失っていく。
「なんで・・・・だ・・?」
「それは侵食性を持つ聖気を纏った弾丸です。
弾丸に触れたら最後、触れた部分から聖気が伝わって体全体を無力化しますよ」
「お前・・・・そんなことやってたのか・・?」
「ちまちまと細かい技やってんじゃねぇよ、みたいな顔で見んなよ!
メッチャ大変何だぞ!
密度の高い聖気を弾丸に込めまくるの!」
「ともかくコレで、俺ら全員かなりの戦力を持っている、ってことになるな」
「頼もしい・・・・のか?」
「勿論、頼もしいですよ!さあ、行きましょう!明様救出へ!」
「おおよ!」
死神化される予定の麗たちSPはとりあえず逃げることを選択。
元気だったハズの明が体調不良で寝かされている、という怪しい出来事も解決することにしたのだが、
「こりゃキリねぇよ・・・・」
既に逃亡者の可能性も鑑みて死神化された神条家本邸のSPが配置されていたらしく闘うことになってしまった。
しか
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