五章 幕間劇
南蛮×茶屋×スリ犯逮捕
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ど。
「あ、でも、私達の言葉が通じないんだよね。エーリカさん以外の南蛮人、何だかゴニョゴニョ言ってばっかりだし。沙紀さんはスラスラと喋れるけどどこかで習ったのですか?」
「ええまあ、最も私がいた世界ではポルトガル語より英語と言う言葉の方が重要ですね。ですが私は日本語・英語・ポルトガル語など話せますので。隊長は喋れないから、隊長の言葉を通訳してから隊長に伝えるという仕事もありましたし」
「それはいい仕事ですね。知らない学問や文化は気になります。天下が平穏になったら、エーリカ殿や沙紀殿に言葉を習って・・・・」
「そのためには、久遠様に天下を統一してもらわないとね」
「そうですね。その為には、私たちも一層努力を・・・・」
「うん。頑張ろう」
とか言ってるひよさんは、さっきは仕事の話はしないでとか言ってましたのに自分で言ってどうするんでしょうか。考えていたらころさんが注意してましたけど、まあいいとして歩きましょうか。スマホでのマップを見ると、この辺りは武具を売っているところですか。
「この辺りは武器を売っているようだね」
「あ、刀だ!」
「脇差も良さそうなのが揃ってるなぁ・・・・。備前に粟田口かぁ」
「確かにその辺りは尾張ではあまり見ませんね」
ひよさんところさんは刀の値段を見てがっくりしていた。欲しいんでしょうか?私達のは量産型聖剣エクスカリバーの擬態ですし、整備しなくとも大丈夫ですけどね。武士にとって新しい刀は欲しい物何ですかね?
「でも、西の品もたくさん運ばれてくるんだね」
「清州や美濃で見るのは、ほとんど美濃の品だしね」
「うわぁ・・・・。これ、凄い・・・・」
その中でひよさんの目を止めたのは、一際見事な太刀ですね。どこかから流れてきた物のようですが、やはり高い物なんですね。
「粟田口吉光ですか?・・・・太刀も作っていたとは知りませんでした」
私には知らないキーワードが出てきたのでスマホで見てみるとこう書いてあった。
粟田口吉光・・・・京・粟田口に済む刀工。短刀を作るのが上手い。
「太刀じゃ私達には大きいから、磨いてもらわないとね」
「いいなぁ。数打物じゃなくてこんなのを差してたら、きっと強くなれるんだろうなぁ・・・・」
「その前に、ひよはしっかり武術の鍛錬も積まないとね」
「そうですね。如何なる名刀を持ったとしても、それに伴う腕がなければ無用の長物」
とか言ってひよさんを意地悪そうに言いますけど、本当の事ですからね。隊長のは、聖剣エクスカリバーですからね。最も一から創ったと言ってましたし、で、なぜか知らないですけど、仕事の話になっていますね。詩乃さんが注意しましたけど。そしたらひよさんは店の奥にと消えましたが何か買
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