四章 幕間劇
相撲×マッサージ
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「はぁっ・・・・あぁっ・・・・んっ、あっ・・・・はああぁぁっ・・・・。もっとお願いできますか?一真様」
「はいはいっと。あと気持ち良くなってくれて嬉しいんですけど、もう少し声の音量下げてくれませんか?襖は閉まっていても外からはダダ漏れなんで」
「分かってはおりますが、くぁぁ・・・・・うぅっ・・・・・声が・・・・・抑えられない・・・・・うぅ・・・・・」
まあ俺としては、ごちそうさまですと言うと思う位の色っぽいというより艶っぽい。だんだん麦穂の身体が、火照ってるのが分かる位だ。たぶんうっすらと汗をかいているんだろうな。マッサージは血行がよくなってる証拠でもあるから、役得だと思ってやっていれば問題ない。
「んんぅっ・・・・一真様、もっと・・・・っ、ああぁっ・・・・くぅぅ・・・・」
やってたらキリが無い位に麦穂の声は、艶を増してるようだが。うーん、外にいるな。この声を聞いて集まってきた奴らがまあいいだろう。たまにはこういう声も聞かせた方がいいんじゃねえの?でもその内の一人は壬月だな。それに一真隊のメンツもだな。俺は空間に手を突っ込み、外にいる連中の後ろからハリセンで叩き殴った。もちろん壬月には、破壊力抜群のを喰らわせてやったがな。
スパパパン!!!
「麦穂、外から盗み聞きをしている者がいるからちょっと待ってろ」
「ぇ?だ、誰かいたんですか?」
で俺は襖を開けたら、そこにはハリセンで殴られた者達が倒れていたが気絶はしていなかった。
「お前達、何を盗み聞きをしている?」
「す、すみません!覗いたりするつもりはなかったのですが」
「お頭が帰ってるとひよから聞いたんで様子見をしてきた訳で」
「そしたらこんな・・・・(ポッ)」
「麦穂様ズルイですよ。私たちには掃除なんかさせといて、自分は一真様とこんな事をしてる何て」
「そ、そのだな。よ、様子を見に来たら真昼間から如何わしい声が聞こえたんでな。何をしているのかと、問おうとした時に」
「はー、・・・・ただの指圧だ。それ以外に何を考えていたんだ、馬鹿者が」
もう一発ハリセンで叩き殴った。特に壬月には本気で叩いたけど。で、叩いた後に麦穂が立ち上がって皆に説明をしたが、その後に掃除が終わったかチェックしに回わろうとした。もし目に付く所があれば、一週間夜回りしてもらうと。そしたら『そんな〜』と言ってから、罰の回避をすべく慌てて自分の家へと引き上げて行く。皆、頭をさすりながらだったが、あれは俺の罰だ。盗み聞きをした方が悪い。
「麦穂、続きをやろう。壬月はそこで倒れてるからな」
「は、はい!お願いします!」
後日だが、壬月の頭の痛さは数日までひかなかったそうだ。あと一真様のハリセンは注意報が出る程になって、以降俺がハリセン
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