四章
斉藤家滅亡
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分からない。が、今は目の前にいる女の子の夢のために、俺は動かなければならない。
「やってやるさ、きっと実現できる。そのためには久遠を支える。これからもずっとだ!」
「ああ・・・・!我が目指す、天下布武への道。共に歩むぞ、一真!」
そしてしばらく考え事をしたら、遠くから勝ち鬨が聞こえた。俺達はそれを答えるために、照明弾を数発撃った。稲葉山城は、俺らの手にかかればどんな相手でもすぐに落とす。それが俺達黒鮫隊だ。斉藤飛騨も討ち取られたと聞いた、殺ったのは森一家と聞く。まあ龍興の頸は俺が取ったからな。本当は逃がすつもりだったが、作戦を聞いた時から久遠は待てとは言わなかった。それに結菜の姪なのだろうと思ったが、俺はこれでいいと思った。
さてと、戦国の世はこれからが本番だ。未知との戦いになるが、俺達には現代兵器があるし鬼が出たとしてもIS部隊で殲滅するだけだ。ドウターが出たら、ストフリを出す事になるだろうが今はまだ秘密にしとく。ガンダムは対ドウター戦の切り札か、黒鐵改が切り札になるが、今は出ない事を祈ろう。さてと、俺らの美濃での戦いは終了した。
無事に稲葉山城を入城した久遠は、稲葉山城を岐阜城と改名する。岐阜っていうのは、周の文王が岐山より起こり、天下を定む・・・・という故事に倣ったんだと。俺は故事については分からんが、分かる人には分かるんだ。久遠の天下布武に掛ける気持ちが。だから岐阜という名前を発表した時、評定の間はどよめきが起こった。天下布武って言う決意を、久遠は岐阜という名前を込めて内外に表明した。
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