三章 幕間劇
祝勝会
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だー。だけどすき焼きの汁をかけて食べる方が倍美味いだろう」
と言って、俺は鍋を浮かして食洗に入れる。少し水洗いしてからだけど、使った器に箸とまな板や包丁など調理道具も入れてからスイッチオン。
「またやりましょうね、一真様!」
「そうだなー。だけどやるには道具が必要だ。この台所とかな」
「次も一真様が作ってくれるのですよね?」
「士気を上げたり、勝利したらな。それにこれは今の所俺らしか知らない料理だと思うし」
俺は手を洗った後に三人に一人ずつ頭を撫でた。一撫でするごとに、心が暖かくなるなと思った。まあ軍人の俺だけど妻である奏とはいつも一緒に寝ている。無論奏がいない時は桃香や愛紗とかだったか。一緒に寝る前に情事をしてから寝るってのもあったな。
「ふあ・・・・。何だか眠くなっちゃいました」
「そうか。だったら自分の部屋で寝てこいよ、俺はまだ眠くないからな。これでもお前らより大人だから」
「あの・・・・お片付けは?」
「もうやってるから心配するな。それに包丁や箸以外は俺が持ってきた物だからな」
「それでは、おやすみなさいませ。一真様」
と言って三人はそれぞれの部屋に行って眠った。俺はというと、酒をちびちびと飲んでいた。あと食洗が終わったら食器やすき焼き鍋をトレミーの厨房に返還した後に、台所を現代風から元に戻した。そして俺は自分の部屋で寝てから、朝になって朝食を作ってから三人を優しく起こしたのであった。
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