三章 幕間劇
祝勝会
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ら調達したが、食糧はD×Dからたまに調達をしている。トレミーには300人の隊員が住んでるからな。
「わ!すごーい。何なんですかこれは!」
「どうしたの、ひよ。凄い、さっきまであった鍋類が消えてる。これは一体?」
「これは俺達が住んでる現代風の台所だ・・・・あとで戻すけど」
と言って早速準備を始めた。具材は全部揃ってるからあとは切るだけ。俺はエプロンをしてから、野菜を切りだし、野菜や豆腐などの具材は食べやすい大きさに切っておくけど。すき焼き鍋を熱して牛脂をひき、牛肉を入れて火が7割ほど通るまで焼く。焼けた肉の上に砂糖をのせ、その上から料理酒、醤油を入れる。野菜や豆腐など、牛肉以外の具を入れる。水分は野菜から出るが、ここで好みにより水や日本酒、昆布出汁を追加してもいいけど。野菜の水分で味が薄くなるため、砂糖と醤油で味を調整する。こんなもんか、三人とも見てたが速すぎたのか何が何なのか分からなかったらしい。
「さてと、そろそろ出来上がるから誰か机を準備させろ。あとこの器に卵を入れろ」
「じゃあ、私が用意させますね。ひよは机をだしてー」
「はーい」
机を出して、机には器の中に鶏卵が入れてある。俺は机の中心に台を置いてから、しばらく煮込んでから火を止めた。そしてすき焼き鍋を浮かせてから、台の上に置いた。俺は皆に卵を液体にしろと言って、混ぜた後に俺が味見をしたら美味かったので皆に取っていいよと言ってから皆食べだした。
「これは・・・・凄く美味しいです。牛の肉を食べるのは初めてでしたが、まさかこのような料理があるなんて」
「うんうん、おいしーい。これは鍋料理より美味しいかも!」
「私もこんなに美味しいとは思わなかったです。知らない食べ方でしたから、少し驚きではありましたが、こんな料理もあったのですね」
三人とも満足のようでよかった。今度からはもっとこの時代にない料理をたまにしようかなとも思った。
「今日一番のお手柄は、和奏様と犬子ちゃんを討ち取った一真様のお蔭だね」
「あれは俺じゃなくて黒鮫隊の者だ、それに狙撃したのも俺じゃないし。まあ名乗ったのは俺だけど」
「確かに、あんな遠い場所から狙撃する何て私最初は信じられませんでした!」
「私もです。鉄砲の事に関しては、ある程度聞いていましたが、まさかあれ程の高性能だとは」
そうだよなー。この時代の鉄砲はあんな長距離での狙撃出来ないはず。確か精々200mくらいだったか、この時代にとって鉄砲は武士にとって脅威だけど、俺達にとっては別に脅威ではない。俺が前やったようなテクニックで、暴発させたりとか。
「皆よくやったから、お疲れ様だ」
「お疲れ様です!」
「ですが・・・・やはり一真様あっての私達だと思いますよ」
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