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永遠不滅のオーバーロードっ!
プロローグ・プロローグ
閉鎖されたセカイ
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!!」

お前しつけえなと言わんばかりの絶叫。だが俺は止まらない。残り2秒。
限界まで引き絞ったら、右腕をあらん限りの力で前へ持っていく。機械蜘蛛の腕は目の前まで肉薄していた。残り1秒。
まだだ。まだ当たらない。
最後の締めだ。剣を右腕の勢いのまま、

「おらあッ!!!」

投擲する。
右手に握られていた剣は空気を切り裂き、直進する。
蜘蛛の表情が笑みから驚きに変わる。
そして、絶望へと変わった。

「お疲れ様。お互いに、な」

俺の剣は、機械蜘蛛の右目へ深々と突き刺さった。刀身が全て刺さる程に。
蜘蛛の絶叫。攻撃時の掛け声でも勝利の雄叫びでも無く、断末魔。数センチまで迫っていた腕がゆるゆると引っ込んで行く。
蜘蛛は体を大きく逸らしながら、後ろへ仰向けに倒れた。
二度と動く事は無かった。

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