原田×藤堂 〜適当に・・・〜 第4ラウンド
[8]前話 前書き [1]後書き
「お前らは、後悔しないんだな??」
土方は怒鳴るようにそう藤堂と斎藤に言った。
「・・・はい」
藤堂と斎藤は答えた。原田はその藤堂の答えに納得がいかなかった。苦しそうに・・・あぐらをかいている。
-------------------------
「斎藤・・・どうだった?」
「・・・はい。あたりでした。局長を暗殺しようとしてます」
やっぱりという顔をした、土方。
「わかった・・・明日、伊東を暗殺する。いいな!近藤さん・・・」
近藤は悲しそうな顔で口を開いた。
「平助だけでも、生かしておけれないだろうか・・・」
原田はその言葉に救われたかのような顔をした。
-------------------------
「よし!行け??」
「なんだ!新撰組だ??」
「なんでだよ!土方さん!」
藤堂は剣を抜いた。
「平助!すまん!」
土方は、剣を抜いた藤堂を「殺せ!」と原田に命じた。
「平助・・・ごめんな!」
ザッ!
「左之さ・・・ん・・・ありがと・・・大好きだ・・・!」
原田は、自分の手で殺した藤堂の最期の最期までずっと、抱きしめていた。
「平助ぇ!・・・うっうぅ・・・ごめんなぁ・・・」
---------------------------
平助が死んでから、3年後の5月・・・戦いで受けた傷がもとで江戸で亡くなった。
[8]前話 前書き [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ