スーパーロボット大戦OG外伝
0533話
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
イスルギ重工との新たな契約を結ぶ事が決まった翌日。俺の……否、俺達の姿はミツコに指示された佐世保ドックにあった。
当然俺達と表現している事からここにいるのは俺だけではない。俺以外にも技術班からレモン。実働班からコーネリア、ムウ、イザーク、オウカ。そしてシロガネの艦長を務めるマリュー。後はシロガネを動かすのに必要な量産型Wと、かなりの大人数だ。
本音を言えばスレイやエキドナ達も連れてきたかったのだが、幾ら何でもホワイトスターの戦力を量産型Wだけにする訳にもいかない。
また、他にも機体を乗り換えたばかりだという問題もある。
そう。昨日の会議の後に改めてそれぞれが乗る機体を正式に割り当てたのだ。具体的には以下のようになった。
正直色々と迷ったのだが、ムウはメビウス・ゼロでガンバレルを使っていた経験から指揮官用アシュセイヴァーに。イザークはその近接戦闘、遠距離戦闘の両方をこなせる実力を見込んでトロニウム・エンジンからプラズマジェネレーターへと動力炉を変更したヒュッケバインMK-Vに。ちなみにヒュッケバインMk-Uとどちらに乗せるのかは非常に迷ったのだが、G・インパクトキャノンは長身砲である為に取り扱いのしやすいグラビトン・ライフルを持つヒュッケバインMK-Vに決定した。スレイはカリオンからの乗り換え先で色々と悩んだが、フィリオがそのうちベガリオンを開発するだろう事を見越して取りあえずエルアインスに。尚、ハロウィン・プランのデータで量産型ゲシュペンストMk-U改になったらそっちに乗る可能性もある。そしてオウカは元々乗っていた機体というのを考えてそのままヒュッケバインMk-Uとなった。ムラタに関しては当初シシオウブレードが使えない機体は乗りたくないと言っていたのだが、小太刀としてシシオウブレードを持たせる事でトリニティゲインに決着した。
その結果、ムラタとスレイはそれぞれこれまでの乗機と違うという理由で今回は留守番になった訳だ。
「あら、久しぶりねお嬢ちゃん。元気にしていたかしら?」
俺達を待ち受けている一団を見つけたレモンが笑みを浮かべながら手を振る。
「ええ、おかげさまで。今回はこちらの提案を受けて貰って感謝していますわ」
ミツコもまた、笑顔を浮かべながらニコリとした笑みを浮かべてレモンへと返す。
ミツコの周辺にいたイスルギ重工の役員達と思われる数人が、自分達の社長をお嬢ちゃんと呼んだこちらに対して驚愕の目を向けていたが……まぁ、ミツコの本性を知っていればそうもなるか。
「では、アクセル。この書類を読んで問題無いようならサインをお願いしますわ」
「ああ」
手渡された書類へと目を通す。
内容に関しては確かに通信で前もって聞かされていたものだった。大雑把に言えば以下の通りだ。
1、シャド
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ