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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0533話
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た。
 ……何か面白い事があったか? そう思いつつ、格納庫の中へと入る。
 さすがに引き渡し準備が万全と言うだけあって、補充部品の類は充実している。もっとも、その殆どがPTやAM用であるのはOGs世界である以上しょうがないんだろう。

「さて、じゃあ早速だけどそれぞれの機体を出すぞ」

 各種消耗品や補修部品を横目に、それ以外は殆ど何も無い格納庫内へと空間倉庫から各自の機体を出していく。
 まずは俺のニーズヘッグ、レモンのヴァイスセイヴァー、コーネリアのラピエサージュ、ムウのアシュセイヴァー、イザークのヒュッケバインMK-V、オウカのヒュッケバインMk-U。そして量産型Wが使うエルアインス。
 それらの機体をそれぞれの場所へと出していき、整備員も兼ねている量産型Wがメンテナンスベッドへと固定していく。

「アクセル、こちらの準備は大体出来たけどそっちはどう?」

 ブリッジからの通信。言うまでも無くマリューからだ。

「ああ、こっちの準備も大体OKだ」
「じゃあ、どうするの? 取りあえず修羅とかいうのが出るまでその辺をウロウロとしてみる?」
「あー、そうだな。シロガネ自体はインスペクター事件でそれなりに慣れてはいるが、それは俺やレモン、それとオウカだけだしな。そうなるとこの艦に慣れる為にも実戦経験は多い方がいいか。そうしてくれ」
「ええ、分かったわ」

 マリューが頷き通信が切れた後、シロガネへとブリッジからの放送が響く。
 マリューの普段は柔らかな声も、艦長になると凛とした声になりどこかSEED世界での戦いを思い出すな。

『シロガネ全クルーに告ぐ。これより本艦は訓練を兼ねて修羅達と一戦交えるべく出撃します。皆の奮戦を期待します』

 その声と共に、シロガネの動力炉が稼働し始め佐世保ドックから飛び立つのだった。
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