スーパーロボット大戦OG外伝
0533話
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ウミラーはシロガネに乗って修羅によって襲撃されている場所へと救援に向かう。
2、その際に何処の部隊の者かを尋ねられたらイスルギ重工所属と答える。
3、修羅によって破壊されている街があったら可能な限り修繕作業を手伝う。尚、その際に必要な経費や資材に関してはイスルギ重工が負担するものとする。
4、シロガネで活動中の弾薬その他諸々の諸経費に関してはイスルギ重工が負担する。尚、補給物資についてはイスルギ重工側が責任を持ってシロガネへと輸送する。
5、シロガネを使用して得た運用データに関しては、イスルギ重工、シャドウミラー双方が自由に閲覧出来るものとする。ただし、あくまでもシロガネに関してのデータのみであり、シャドウミラーの機体に関しては一切の干渉を許可しない。
6、シロガネとイスルギ重工の間で1日に1度定期連絡を欠かさない。
7、イスルギ重工の関係施設が修羅、あるいはその他の敵により襲撃された場合は最優先で駆け付ける。
8、シロガネを使って行動する際の判断や指針についてはシャドウミラー側が決める。イスルギ重工側はこの決定に意見を述べる事は出来るものの、強制する権限は一切無い。
9、ソーディアンについての事件が解決した後は、シロガネはシャドウミラーへ無償で譲渡するものとする。また、上記8つの条件についてはソーディアンの件が解決した時点で全て完了したものとする。
色々と面倒な言い回し等があるが、大まかに纏めるとこんな所か。
この条件を見る限りでは、大分俺達に取って有利な内容になっていると言ってもいいだろう。この辺はミツコからの善意か……いや、それは期待しない方がいいな。恐らくこれらによってイスルギ重工は俺が思っている以上の利益を得るんだろう。
「どうです? 特に問題が無いようなら……」
「ああ。こっちとしては文句無い。この条件を受け入れよう」
一応シャドウミラーのNo.2になっているレモンにも条件を見せ、異論が無いのを確認してから既にミツコの名前が書かれている書類2枚にそれぞれ俺の名前をサインしてミツコへと手渡す。
「……ええ、確認しました。これでシロガネは正式に譲渡完了となります」
書類のうち片方を俺へと返して小さく頷く。
その近くにいた役員と思われる男達もどこかホッとしたような顔をしていた。
……もしかしてシロガネの維持費に関しては予想以上に掛かっていたのかもしれないな。
「では私はこの辺で失礼します。シロガネをイスルギ重工が……と言うよりも、シャドウミラーが独自運用する件についてはグライエン大統領から既に許可を貰っているので遠慮無く活動して下さい」
「ああ、任せておけ」
あの魔術師が俺達に独自行動の許可したのは、やっぱり修羅達に対する手札として使いたいんだろう。完全に自分の自由に出来
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