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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第3-2 ソレスタルビーイング再び
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トリントン基地が目の前に見えてきた頃、パイロット達は楓からの命令を伝えられていた。
「現在、トリントン基地ではMSが1機のみしか戦力になくミサイル攻撃の影響でアルビオンも発進することが困難な状況です。更に、次元干渉数値も上昇しているみたいだから天宮隊のみ出撃。鷺ノ宮隊は、ジェネレーションブレイクに備えて待機しておいて。」
「了解!美穂。お前は、俺が運ぶからリゼルの上へ。法子は、地上からついてきてくれ!」
和也は、予めリゼルをMA形態にしておきその上に法子の乗るザクを乗せた。ドムは、地上では運用出来ず今回はザクでの出撃となった。
「現在も戦闘は続いてますが連邦が圧倒的に不利な状況です。くれぐれも気を付けて!」
「了解!リゼル。天宮和也!出撃する!」
「ザク。小日向美穂!出ます!」
「ゲルググ。椎名法子!いくよー!」
和也達は、次々とキャリーベースから発進していった。
コウは、ガトーに接近しようとしたが他の敵機によって阻まれて近付く事が出来なかった。応戦しようにも射撃武器がなくバルカンで牽制することしか対応出来てなかった。
「クソッ!近付く事さえ出来れば・・・ッ!」
「フン!この程度か!!ガンダムさんよ!」
ジオン兵がバズーカをコウに向かって放つ。コウは、バルカンで落とそうとしたが当たることなく直撃コースとなってしまった。
「しまった!」
コウも直撃を覚悟した時、空からのビームがバズーカを撃ち落としコウは無事となった。
「こちら、ジェネレーションガールズ。これより、そちらを援護する。」
同時にコウに和也からの通信が入り美穂は、リゼルから降りコウの近くに着地した。後方からも法子が近づいており間もなく合流しようとしていた。
「あ、ありがとうございます!自分は、コウ・ウラキ少尉であります!」
「俺は、天宮和也少尉だ。周りの敵はこちらが引き受ける!少尉は、奪われた機体を!!」
「了解!」
和也達の合流のお陰でコウは2号機に集中することが出来るようになった。しかし、ジオン兵はそんなコウを妨げるように行動していく。
「少佐の邪魔はさせない!」
「させるか!」
和也は、MS形態に変形したのち直ぐにビームライフルで相手のバズーカ砲を撃ち抜く。ジオン兵は、誘爆する前にバズーカ砲を手放し被害を防ぐ。
「な、何だと!?MAがMSに変形するだと!!」
ジオン兵は、リゼルの存在に驚愕して一瞬動きが止まった。
「今です!」
動きが止まった瞬間を狙い美穂がザクバズーカを放つ。動きが止まったドム・ドローペンは避けることなく直撃を受けて爆発してしまった。
「同志が!?あの機体、まさか異世界の機体か!クッ!こんな時に次元干渉の影響か!」
「逃がすか!ガト
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