番外、出張中です
IF ネギま編
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、そしてその世界の裏の業界の平和維持を目的とした独立部隊『断罪の剣』の王。更に言えば6年前にネギ少年の故郷を滅ぼし、ナギ・スプリングフィールドを殺した存在だ」
ナギ・スプリングフィールドを殺したと言う言葉に多くの魔法先生が及び腰になる。
「まあ、今は契約に縛られてるから誰も殺さないよ。ある程度の怪我はさせる事になるから嫌なら逃げてね」
再びエクスカリパーを作り出して構え、学園のツートップと戦闘に入り、5分と経たずに撃破してしまった。やっぱりこの世界の住人は弱いよね。死なない程度に治療してあげてから契約は完了したと判断して転移で依頼主の元に戻りました。依頼主の人形の少年は使い魔かなにかで覗いていたのか苦い顔をしながら小言を言って来た。まあ仕方ないだろうけどね。
もう少しで帰還に必要な分の魔力が貯められそうになった8月の終わり頃、再び悪魔として召還された場所は麻帆良学園の上空だった。上を見上げると魔法世界が見えるので何やら色々と大変な状況なようだ。周りを見ると何かと縁があるのかネギ少年とその仲間達と思われる少女達が居る。まあ、僕の姿を見て顔を青ざめていますけどね。
「それで、僕を呼び出したのは誰ですか?」
「私だ」
そう言ったのは全裸の男だった。何故全裸なのかは置いておきましょう。面倒ですから。
「依頼内容と報酬の方は?」
「儀式の邪魔をする者の排除だ。殺しても構わん。報酬は目録を用意してある」
投げ渡された目録に目を通して、その量に驚く。
「本当に良いんですか?かなりの量なんですけど。これの半分もあれば十分ですよ」
「儀式が成れば必要無くなる。だから絶対に儀式の邪魔をさせるな!!」
「分かりました。というわけでネギ少年にその仲間達、今回は僕も本気で行こう。手加減も一切無しだ。儀式の邪魔をすると言うのならその命、散らす事になるよ」
いつもは抑えている魔力を高め、体内の魔剣を全て活性化させる。両手には魂を犯す妖刀を産み出す。
「くっ、ここで諦めるわけにはいかない!!」
「そんな震えながら言っても説得力は無いよ」
目の前に居るネギ少年は既に魔力が枯渇しかけている。だけど、油断せずに居る。こういう追い込まれた状態と言うのは火事場の馬鹿力を発揮しやすいからね。急激なパワーアップに驚いて負けると言うのはレーティングゲームでもたまに見られる。
残りの少ない魔力を使って瞬動で近づいて来たネギ少年の首を刎ねる。血が飛び散る前に火葬式典を叩き込み、灰すら残さずに燃やし尽くす。勝負は一瞬で着いた。
「「「「「「ネギ先生!?」」」」」」
「さて、次は誰だい?彼程度なら苦労もしないけど、僕も命を奪いたい訳では無い。大
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