番外、出張中です
IF ネギま編
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ら殺す。実にシンプルな答えです」
「巫山戯んじゃないわよ!!」
オッドアイの少女がパクティオーカードから大剣を取り出して僕に斬り掛かってきました。神父服の障壁だけで大丈夫だと思っていたのですが、どうやら魔力無効化能力を持つ剣だったようです。あっさりと障壁は壊されて左肩から右脇腹にかけて両断されてしまいました。僕じゃなかったら即死ですよ。
「気に喰わないから殺す。実にシンプルな答えです。ですが、僕は死にたくないので先に殺す事にしましょう」
両断されながらも生きている僕を見て驚いている少女を強化した蹴りで倒して、両手足に剣を突き刺して地面に縫い付けます。それから身体を繋げて治療します。
「いやあああああああ!!」
「ふむ、どうやらこちらの世界の事を甘く見ているようですね。中学生にとって魔法なんて言葉は甘美に聞こえるのでしょうが、もっと血なまぐさい物ですよ。良かったですね、僕が契約に縛られていて人を殺せない状態で。そう言えば、ネギ少年は女子中等部に配属されていましたね。と言う事は君たちはネギ少年の担当するクラスの娘ですか。気は退けますが、餌になってもらいましょうか。抵抗するなら彼女の様に痛い目にあってもらいます。抵抗しないなら出来るだけ痛くない様にしましょう」
抵抗した数人を死なない上に後遺症も残らない様に斬りつけて動けなくし、抵抗しなかった残りもエクスカリパーで痛みを教えてから意識を奪い、屋外ステージに運び、巨大な剣を十字架の様に並べ、そこに両手足をエクスカリパーで串刺しにして張り付けておきます。一応怪我の方は治療してあるので死にはしないでしょう。準備が整ってから式紙を使ってネギ少年を招待する。暇な間、羽を繕っているとネギ少年が杖に乗ってこちらに向かって飛んで来ており、父親と同じ様に周囲の事を考えずに雷の暴風を撃ち込んで来た。
「まったくもって救いようの無い親子だ」
怯える少女達の前に立ち、昔と同様に雷撃耐性の魔剣を壁の様に並べて防御する。ネギ少年はそのまま加速して体当たりを仕掛けようとして来たので体内にある重力操作の魔剣で地面に叩き付け、両手足に魔力封印の剣を突き刺して動けなくする。
「ガッカリだよ。君もあの父親の様に何も考えられない馬鹿だったとはね。魂も酷い濁りようだし、殺す価値もないね」
そのまま帰ろうと思ったのだけど、どうやら魔法先生に囲まれたようだね。そして二人の人物が僕の前に姿を現す。
「お久しぶりですね、学園長に高畑先生」
「6年間まったく気付かなかったが、お主、何者じゃ?」
「なら、改めて自己紹介をしましょう。僕は木場祐斗、こことは違う世界、おそらくは平行世界から何かの事故で呼び出されてしまった悪魔でもあり天使でもあり堕天使でもある存在
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ