第一章 〜囚われの少女〜
ジャックの苦悩
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も、母親に捨てられたくらいでそこまでなるものかと、そんな風に言われた事もあった。そう言われるのもわからなくはない。
だったらなぜ僕は、そんな風になってしまったんだろう。
盗賊団『マスカレード』に拾われた後の苦労は、生半可なものではなかった。人を殺すような行為こそしなかったものの――今はこのことは忘れよう。思い出すだけで頭が痛くなる…………。
ああ、もうこれ以上ここに“僕”が居ることは無理みたいだ。僕は知ってしまった。意識を失っている最中ということを――
目覚めたとき、少年はその場から姿を消した。
−第十一幕へ−
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