第三章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
としていた。さながら戦場で全軍を鼓舞する将軍のようであった。彼もまたビルマでの戦いを生き抜いてきて選手獲得等で裏の世界の人間達と渡り合ってきた。策士だけではないのだ。恐ろしいまでの人間としての凄みもまた併せ持っていた。
「あいつも人間だ。わかったな」
「わかりました」
「じゃあ監督」
主砲の一人中西が出て来た。あまり大きくはない身体だが異様なまでの威圧感がそこにはあった。それは主砲のみが持てるものであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ