赤龍と黒龍
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今日はいよいよ匙くんとの対決だ。
「待ってたぜ、兵藤」
両腕が封印されている。原作よろしく刺青があるんだろうな。
いきなり邪王炎殺黒龍波を放ってきた。
「挨拶だ」
普通に避けた。
挨拶でここまでの威力を出せるようになったか。つーか、辺りが焼け野はらなんですけど?しかも俺の所有地だぞ。
「じゃ、挨拶は返さないとな」
霊丸(龍の力)。めんどくさいから龍丸を放つ。
「ほう、中々だな」
上から目線が腹立つ。
「邪王炎殺黒龍波!!」
「龍丸!!」
黒龍が龍丸を喰って巨大化した。
さすがの俺もこれには驚いた。
「まあ、それだけなんだけどな」
龍の力を拳に溜める。
「龍拳!!」(ドラゴンボールじゃないよ)
黒龍波を殴り飛ばす。
そこで思い出した。黒龍波って喰えたよな。
「ふー、お前の力、頂くぜ」
滅龍魔法よろしく黒龍波を喰っていた。
「喰ったら力がわいてきた!」
滅龍魔法まで修得したのか!!
「邪王炎殺煉獄焦!!」
「近接戦闘か、いいだろう。龍拳!!」
拳と拳がぶつかりあう。
「ウォォォォ」
「ハアァァァ」
久しぶりに殴り合いをした。
「やっぱ、喧嘩はこうでなくっちゃなぁ!!」
「それには同意するぜ!!」
かなり痛い。今も燃えてるからな。持久戦は不利か。
「匙、この一撃は避けろ」
「な?なに言ってんだよ?」
「俺の全力の一撃だ」
ただの右ストレートを繰り出す。
「っっっ!!」
匙は拳圧だけで吹き飛んだ。
「わかったか、匙、これがお前と俺の差だ!!」
「おい、なに終わったな気になってんだよ」
匙はフラフラで立ち上がった。
「まだやれるの・・・・・止めておけ。レーティングゲームに出場できないぞ」
「っ、そうかもな。でも、諦める訳にはいかねぇ」
「ったく、頑固だなお前」
吹き飛んだのはわざとだったらしい。力を上手く逃がしたな。
「邪王炎殺黒龍破ァ!!」
「龍帝拳!!」
今までで最高の黒龍波いや、黒龍破か。それを龍の力を全開にして相殺する。
「届かなかったか・・・・・」
「いや、届いたぜ」
右腕が焼けていた。
それを見て匙は倒れた。
「そういや、冬眠するんだったな」
思い出した。予定より早いがシトリー家に転移させた。
リインフォースに火傷のことを怒られました。
何が言いたいかって?リインフォースが最強だってことだ。
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