第八十三話 権力者その八
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体があってこそだ」
どちらも激務だ、しかし激務だからこそというのだ。
「休める時に休む」
「では今から」
「寝よう、そして明日まただ」
「それでは」
妻はこの日の最後も優しい微笑みで応えた、そうしてだった。
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