第三十一話 闇の書事件
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・はやての為に何て誰が死ぬか」
「なに!?」
言い切った力に怒りをあらわにするリインフォース。
だが次の言葉に絶句する。
「残されるはやてが嫌な思いするだけだから・・・俺は誰かの為に死ぬくらいなら大切な誰かと一緒に生きる道を選ぶ!!」
拳を握り締める力が最後の力を振り絞って構えた。
「死ぬなんて卑怯な奴がやる事だ・・・生きてる奴が・・・勝つんだぁぁぁぁぁっ!!」
リインフォースの顔面に力の拳が直撃した瞬間・・・力を失った力の足がリインフォースから外れ真っ逆さまに落下しゴミ捨て場に落ちてしまった。
その光景を見たリインフォースは何かを思いながらも再び舞い上がりなのは達の元へと向かうのだった。
そしてゴミ捨て場に埋もれながら意識を失っている力はまるで精根を使い果たしたかのようだった。
現在
「それで死んだのかお前!?」
「生きてるよ!」
飛鳥の言葉に激怒する力ちゃん。
あの後何やかんやで病院に運ばれ・・・何やかんやで治療を受けて・・・何やかんやで何事も無かったかのように退院したという。
「ずいぶん手を抜いたその後の説明だなぁ」
「まぁまぁ・・・」
飛鳥のツッコミを抑える力ちゃん。
「そういえば・・・その時何故かはやてが大量に輸血してくれたとかしなかったとか・・・」
「ほぉ〜」
変な発言する力に納得する飛鳥。すると後ろから花瓶が割れるような音がすると義理堅くヴィータが見舞いに来てくれたらしい。
「あ・・・ヴィータ」
ヴィータは怒りながら力に近づき・・・
「お前・・・出せぇぇぇぇぇ!返せぇぇぇぇぇ!!はやての血ぃぃぃぃぃ!!!」
「んな無茶な!!」
こうして賑やかにその日は終わるのであった。
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