第三十一話 闇の書事件
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に向かって投げつけると力の身体に直撃し大爆発を起こした。
「・・・主・・・申し訳「おりゃああああああああああああ!!」!?」
力を倒したと思ったリインフォースだが手加減抜きの魔力弾を浴びた力が爆風から飛び出してきた。
その事に驚くリインフォースが力の首を掴むと空中に飛び上がった。
そして思いっきり振り回すと近くの廃ビルに投げつけた。
「うわあああああああああ!!」
コンクリートの壁を貫き今度こそ力を倒したと思ったリインフォースだが・・・
「海鳴男児を甘く見るんじゃああ!ねえええええ!!」
廃ビルの中に置いてあったドラム缶を持ち上げリインフォースに向かって投げつける力。
突然の奇襲にリインフォースが手刀でドラム缶を真っ二つにすると爆発し一瞬気を逸らされた。
「ぞ・・・ゾンビかこの男は・・・「おりゃあああああああ!!」・・・!?」
パニックに陥ったその一瞬を付かれリインフォースは力にしがみ付かれてしまった足でリインフォースの胴体を挟み込まれる。
リインフォースは力づくで外そうとするが、がっちり掴まれて離せない。
「舐めんじゃ・・・ねええぞおおおおおおおおおおおおお!!」
「ぐふ!!」
足をがっちり掴んだまま力は身体ごと大きく振りかぶり遠心力を利用しリインフォースの顔面に強烈な頭突きを繰り出した。
鈍い音共に力の額から出血するが構わずもう一度振りかぶる力。
「上等だ・・・おめえが不死身だっていうなら・・・俺の命の限りためしてやらぁ!!」
自身のダメージに構わずリインフォースに頭突きを繰り出し続ける力。頭突きの度に血が飛び散る。
泥臭いながらも強烈な攻撃に言い知れぬ恐怖を感じるリインフォース。
(馬鹿な・・・私はこの男を2回は殺しているはずなのに・・・どうしてこの男は立ち上がってこれる!?・・・どうしてこの男は心が折れない!!)
力の瞳は死んでいない・・・むしろ立ち上がる度にギラギラと輝いている。
力に対してリインフォースはこの言葉以外で力を表現できなかった。
それは
「馬鹿だ・・・この男は馬鹿だ・・・」
「最初に言っただろ・・・馬鹿は迷わねぇ!!!これと決めたら一直線に突き進むだけだ!!!」
力が再び頭突きを繰り出そうとするとリインフォースのカウンターが繰り出された。
力の顔面にリインフォースの拳がクリーンヒットすると完全に意識が断ち切れた。
かに見えたが・・・
「!!」
獣のようなその眼差しはリインフォースを睨みつけていた。
「ばけものか・・・この男は・・・ここまで粘ったただの人間は初めた・・・お前・・・主のために死ぬ気か!?」
その言葉に力はニヤリと呟いた。
「・・
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