第三十一話 闇の書事件
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はただ黙って聞く事しか出来なかった。
「あんたはやてを裏切ったんだ・・・」
「・・・そうだ・・・だが大局も見たらどうだ」
その言葉に力は・・・
「んなもんクソくらえだ・・・あんたの理屈がわかる頭してると思うか?」
するとグレアムはクロノに力を闇の書の元へ転送させることを提案した。
そうすれば闇の書の危険性が間近でわかると思ったからだ。
力は細かい事を考えずにそれを了承に転送魔法で今闇に包まれている海鳴へと向かわせるのだった。
「・・・あれが」
ちょうどなのは達が一時離脱をして策を講じようとしている場所であり闇の書・便宜上リインフォースがなのは達の魔力の元へ向かおうとしていたのだが、リインフォースは違う気配を・・・力の気配を感じ取りそっちへと飛んだ。
街のど真ん中で対峙する力とリインフォース。
「・・・お前は・・・」
力の姿を見て一瞬驚くリインフォース、それを黙って見る力。
はやての記憶に根深くある為か力の事を理解するとリインフォースは静かに答えた。
「早く遠くへ行け・・・時期に崩壊が始まる・・・そうなればお前もただでは済まない・・・時間が無い」
力に逃げるように警告するだがこの男は・・・
「・・・」
ただ黙って静かに喧嘩の構えを取るのだった。
「・・・貴様馬鹿か?貴様のような力も何も持ってない奴が私と戦おうと言うのか?」
「・・・確かにな・・・俺にはお前達みてえな特別な力なんざ持ってねェ・・・けどな・・・父さんに言われたんだ・・・立ち向かえってな・・・それにお前がどうやってはやてを乗っ取ったか聞いてみてぇしな・・・」
「馬鹿だな・・・お前」
「ああ・・・馬鹿は迷わねぇ・・・これと決めたら一直線なんだよ!!」
その迷いの無い馬鹿の言葉にリインフォースも少し付き合う事にし構えるのであった。
力が駆けるとリインフォースはブラッディダガーを形成し力に向かって放った。
開始から魔法攻撃を浴びる力は大きく吹っ飛ばされてしまいビルの壁に叩き付けられてしまった。
だが立ち上がり再びリインフォースに向かって走ると至近距離をとり顔面を殴った。
しかしリインフォースに全くダメージは無かった。
力とはいえただの子供の力、リインフォースは魔力で強化されているのかただの人間力では微動だにしない。
だがそれでも力はリインフォースの懐にしがみ付きボディブローを入れるが逆に首をホールドされ投げられてしまう。
「く!でえええええ!!」
打ち付けられながらも立ち上がる力の渾身のタックルが炸裂するがリインフォースに蹴り飛ばされてしまい倒れてしまう。
「はあ!!」
魔力の塊をひねり出したリインフォースがそれを力
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