運命を変える出会い
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・・・・・恋は、洛陽に帰らないといけない」
「洛陽か。場所は分かるのか?」
「・・・・・・(フルフル)恋、皆とはぐれちゃって帰り道が分からない」
広い大陸だからな。場所が分からなくなるのは当然か?それにしても
(あの子と同じ、寂しいのは嫌いな目をしてるな)
昔、助けた少女の目に恋は似ている。寂しいのは嫌、誰か傍に居てほしい
そんな感じが目を見てるとする
「俺が一緒に行ってやる。だから心配するな」
恋の頭に手を乗せ優しく撫でる
「・・・・・・本当に?//」
顔を赤くしながら聞いてくる。嘘の訳ないだろ
「一人じゃ寂しいだろ?だから傍にいてやる」
「・・・・・・ありがとう。名前教えて」
・・・名前か、そんな物は最初から俺には無い。しかし貰った名ならあったな
「名前は無い。どうしても呼びたいなら剛鬼(ごうき)とでも呼べ」
「・・・・・・剛鬼?」
「あぁ、宜しくな恋」
「・・・・・・宜しく剛鬼」
(師匠、アンタがくれた名をまた名乗らしてもらうからな)
こうして俺は名無しから剛鬼になり、恋と一緒に洛陽を目指すことになった
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