運命を変える出会い
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、腕が腕が!」
横一線に刀を振り、頭の腕を斬り落とし
「次は足だ」
両足もあっさり斬り落とし、頭は胴体のみでその場に倒れた
「痛えよー!痛い、怖い助けてくれ」
顔は涙と鼻水でグショグショだ。どっちにしろ助からないのに
「全てお前達のせいだが、あの子が殺されるまで何もしなかった俺にも責任はある」
俺がもっと早く、コイツ等を始末していれば
「すまない村人達よ。本当にすまない」
そう空に向かって言った後、頭に再び近寄る
「助け、助けて助けて助けて助けてください!」
「地獄に行っても覚えていろ。人殺しを楽しむ奴はろくな死に方をしないと」
暗殺刀で喉を斬り裂き、頭は絶命した
「すまない。俺がもっと早く動いていれば」
黄巾党は殲滅した。しかし村人は全員死んだ
何も守ることが出来なかった
「遺体は墓を造って埋めよう」
今の俺に出来るのは、遺体を烏に食われる前に墓に入れ弔うことだ
そう思い、遺体に刺さっている剣や弓を暫く抜いていると
(強い氣がこっちに来る。誰だ?)
村の入り口から、でかい氣がかなりの速さでこっちに来る
「!」
殺気を感じて、刀を抜くと重たい何かがぶつかった
「・・・・・・お前、これをやったのお前か?」
目の前に現れたのは、髪は赤紫色?で上は長袖で下はミニスカートで、腹部を露出し首に深紅のスカーフを巻いた一人の女の子だった
「・・・俺がやった。とも言えるな」
無理矢理弾き飛ばし、そう女の子に言う
「・・・・・・お前、恋が許さない!罪も無い人たくさん殺した!」
女の子は、俺を睨みながら向かって来る。当然死ぬ訳にも行かないので応戦するが
(強いな。一体何者だ!?)
こちらの攻撃が通用しない。それに中々速い
「嵐脚」
「・・・・・・甘い」
足から斬撃を放つが槍?の横凪ぎで簡単に弾かれた
「・・・・・・次は恋の番!」
「ちぃ!」
槍?の一撃一撃が俺の命を狩ろうと迫る
(これはマジでやらないと駄目かな?)
横凪ぎや突きを、上手く反らしながら前に出る
「・・・・・・させない」
さっきよりも、数段速く鋭い攻撃が俺を襲うが
「鉄塊」
槍?の横凪ぎを鉄塊で防ぎ脇で挟み込み
「三王銃」
「・・・・・・!」
ついさっき思い付いた、六王銃の片手バージョンで吹き飛ばし
「終わりだ」
女の子の首に、槍?の刃を向けそう告げる
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