暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第25話「襲撃後の休日 生徒会会計編」 ※タイトルを変えました
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
をしている。


「なぁ、あの子たちレベル高くね?」
「ああ、俺背の高い金髪の子好みだわ」
「俺は眼鏡の子だな」
「ぼ、僕は黒髪の女性かな…」


そんな彼女たちの姿を見てそう口々に感想を漏らす男たち。
確かに4人とも十分に美少女と呼べるレベルだ。


「ちっ、遠くからヒソヒソと。言いたいことがあれば面と向かってこいっつ〜の」

どこかからか聞こえてくる声に苛立ちの表情でそう告げる。

「そう? 近寄ってこられる方が色々と面倒じゃないかしら?」
「俺は何事も正面からどうどうとしたのがいいんだよ」
「あら、(おとこ)らしい」
「というよりも、ダリルは小細工や回りくどいにのが面倒なだけでしょう?」
「おう! ちまちまとした事とか大嫌いだ」

彼女の戦い方はフォルテとのコンビが有名だが、1対1での戦闘では小細工なしの純粋な勝負が基本スタイルだ。
入学したての新入生のような何の準備も対策も無しに戦うという愚策や特殊なクラス(4組)のような情報隠蔽・撹乱、ルールの抜け穴を突く等といった行為は行わない。

因みに家事は出来るがやること全てが大雑把だったりする。

「なら、ダリルはうちのクラスには絶対向いてないわね」
「お二人のクラスはなんというか奇抜(?)な戦い方ッスからね〜」
「でもそれはそれで潰しがいがある」

ニヤリと笑みを浮かべたダリルの顔は猛々しく感じる。
こういった所が周りから好かれるのだろう。
現に学園にはダリルの漢らしさや勇猛さに憧れ、惹かれる者も存在する。


「はぁ〜、にしてもいいッスよね。先輩方は…」
「あん? なにがだよ」
「三人とも身長も胸も大きいってことッスよ!!」

そう、フォルテの身長は150cmあるかないかといったところで、胸はどこぞの中国ニャン子よりはあるがやや小ぶりである。
それに対してシャノンと虚は160前半でダリルは170cm
3人に並ぶとさらに小さく感じてしまう。


「あら、いいじゃない。小さい方が可愛いのいっぱいあるし」
「そうそう。服のサイズが合うやつってあんま無いんだよな」
「それに肩こるし…」
「ちくしょーっ!! 持てる者の自慢ッスか!! っていうか何食ったらそんなに大きくなれるッスか!!」

「「「さぁ?(さあな)」」」

「特に虚先輩は断トツじゃないッスか!! やっぱり鏡也先輩ッスか!! あの人に揉まれてそんなに成長したんッスか!!」
「黙りなさい。ぶっ飛ばすわよ」
「グスッ…身長と胸が欲しいッス」

なんとも言えない微妙な空気となるが、ダリルがふと思いだしたかのように虚へと尋ねる。

「そういや虚、鏡也のやつはどうしたんだ? てっきり俺はあいつと出かけると思ってたんだが」
「あ、それ私
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ