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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第25話「襲撃後の休日 生徒会会計編」 ※タイトルを変えました
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結局、あの謎のISによる襲撃はどこかの研究所から機体という形で片付けられ、全校生徒には緘口令が敷かれた。
そのことに納得する者はあまり居ないが、敷かれたからにはそれを守らなければならない。
もっとも、元来おしゃべりな所がある女子だ。
ふとしたことで漏らしてしまう可能性も否定できない。
そんな事件があった数日後、被害にあった第三アリーナの修理と学園全体のシステム点検が行われることとなり、ISでの訓練が一時的に禁止となった。
ISの訓練が出来ないのならと部活動に勤しむ者もいたが、週末で連休に繋がるからと多くの生徒が外出届や外泊届を出していた。
襲撃での恐怖を薄れたい者、疲れを癒したい者、ストレスを発散したい者と皆それぞれだ。
街を歩く彼女たちもその一人である。
「あ〜あ、折角久々に暴れられるって思ったのにな〜」
「ダリィ先輩、大会にむけて気合入れてたッスからね〜」
「あったりまえだろう。前回の雪辱を晴らして、今度は優勝をもぎ取るつもりだったんだからな」
「相変わらずね」
「貴女のそう言うところ好きよ」
「お! なら俺に惚れてみるかい?」
「フフ、魅力的なお誘いだけれど断わっておくわ」
「そりゃ残念」
街中を歩く4人の女性。
アフリカの代表候補生にして専用IS『ヘル・ハウンドver2.5』を持つ、3年ダリル・ケイシィ。
イタリア代表候補生にして専用IS『コールドブラット』を持つ、2年フォルテ・サファイア
同じくイタリア出身で学園随一のプログラミング能力を持つ、3年シャノン・フローラ
最後に、当代楯無の専属従者にして学年主席、3年布仏虚。
何気に凄いメンツである。
入学時してすぐに仲良くなった彼女らはクラスや活動がバラバラになってもこうして時折集まって交流を深めているようだ。
因みにフォルテは友人と一緒に行く所があったのだが、その友人の都合が悪くなってしまい、一人で行くかと考えていたところダリルに拉致られたのだ。
決してボッチだとかこのタイミングを逃すと出番が無いとかそんな
理由
(
ワケ
)
ではない。
「ム、なんか今、凄く貶された気がするッス…」
「どうしたのフォルテ?」
「…何でも無いッス」
「ところで、何のプランも無しに出てきたけれど皆行きたいところある?」
「俺はゲーセンだな。溜まった憂さを晴らしてやる!!」
「私は春物の新作をみたいからウィンドウショッピングかしら」
「うちは本屋に寄りたいッス」
「なら、××区の商店街なんてどうかしら? あそこならそこそこ大きいしここからそう遠く無いわ」
「「「さんせ〜い(ッス)」
「決まりね」
行き先が決まり、再び歩き出す4人。
皆、久々の外出ということもあって楽しげに話し
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