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こんな私(俺)の物語
第十五話 聖剣ですか神父再来ですか
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一誠達は、休日、半日遊び倒すらしい。いいなぁ。俺もたまには羽目を外して思いっきり歌いたい。あ、男性になってやっちゃおうかな。うん。幽閉サテライト最高。

「アーシアと桐生も来るし、子猫ちゃんも来るよ」

「うおおおおおっ!アーシアちゃんと塔城子猫ちゃん!これだけでもテンション上がるぜ!」・

叫ぶ松田。涙まで流している。まあ、一誠だけしあわせ真っ只中だもんな。
スパン!
おや?松田の頭を叩く人がいた。眼鏡女子の桐生だ。

「悪かったわね、私もいくことになって」

「ふっ。お前はアーシアちゃんのオプションさ。眼鏡属性は元浜で間に合っているが、まあいい」

「何よ、松田、その態度は?そこの変態眼鏡と一緒にしないで。属性が穢れる」

「こいつめ!元浜の眼鏡は女子の体のサイズを数値化できる特殊なものなんだぞ!?お前とは違う!」

それってもうただの魔眼だよね?眼鏡関係ないよね?

「ーーまさか、その能力が元浜のものだけだとでも?」

『ッッ!』

な、なんだってー。知ってたよ。お前も変態だよ。

「ふふふ、私の眼鏡は男子のアレを数値化できるのさ」

なんて無駄な能力。黒○のバ○ケのリ○監督みたいな数値化ならいいのにさ。しかも、セクハラに躊躇がない。いや、この場合は逆セクハラか?さて、今日も放課後に捜索をするか。


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さて、放課後。表の部活動を終えた俺たちは、公園に集まり神父やシスターの格好をして、できるだけ人気の無い場所を重点的に歩く。嗚呼、また黒歴史が増えていく。
と、恥を忍んで頑張って見るものの、もう夕方になってしまった。

「ふぅ。今日も収穫無しか」

何気に一番気合いが入っていた匙。すると、木場が動きを止めた。
・・・・・・!俺は手のひらにスキマを開いて雪器、元雪夜を取り出す。端から見れば、手のひらから刀が生えてきたようにも見える。

「・・・・・・祐斗先輩」

「みんな、上よ!」

俺達に向けられていたのは、殺気。全員が上を見上げた時、長剣を構えた白髪キチガイ神父がやって来た。

「神父の一団にご加護あれってね!」

ギィィィィン!

耳に響く金属音。俺の雪器と木場の魔剣が神父、フリード・セルゼンの聖剣『天閃の聖剣《エクスカリバー・ラピッドリィ》』を弾いた。随分な挨拶ね。

「フリード!」

「っ!その声はイッセー君かい?へぇぇぇぇ、これはまた珍妙な再開劇でござんすね!どうだい?ドラゴンパゥワーは増大しているかい?そろそろ殺していい?」

取り合えず、神父服を脱
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