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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第四章 奇襲作戦
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「だから、もうこんなことはしねぇ! 誓ってもいい! だから、だから命だけは……!!
まさき「……そうか」
すると、まさきは何を思ったのか刀を鞘に納めると、後ろを向いてすたすたと歩き始めた。命の危機を脱せたという安堵が一瞬だけ男の脳内に飽和するが、直後、それは屈辱と怒りに変わる。
そして、胸を貫いた怒りの炎に衝き動かされた男は。
「バアァァァァァァカ!! 死ねやアァァァァァッッッ!!」
すぐ近くに落ちていた剣を掴むと、まさきに駆け寄ってそれを頭上から振り下ろした。重い鉄の塊が空気を弾きながらまさきの頭めがけて落ちていく――。
「か……かはっ……!?」
だが。剣がまさきの頭頂部に触れる、その直前。まさきの姿が忽然と消え失せた。そしてその代わりに、半透明の刀身が自分の心臓を貫いている。
まさき「残念、詰めが甘かったな。計算通りだ、どれもこれも」
まさきが《瞬風》で自らの背後に瞬間移動したことなどに、死にゆく男が思い当たるはずもなく。
次の瞬間には、既に男は事切れていた。
────
レオニス「うん。まぁ、なんか捻りが無くてすみませんw」
鳩麦「いや。格好良かったよ?」
霊獣「順調にえみを惚れさせて行くまさきである」
蓮夜「www」
ULLR「既にではw?」
レオニス「既にですねw」
鳩麦「くそう。
惚気
(
のろけ
)
やがって……」
レオニス「いやそんなにのろけて無いw蕾姫さんほど甘くないしw」
蕾姫「ん?」
鳩麦「おれはヒロイン居ないんだよォ!」
蕾姫「そう言う展開にしたのは貴方だしw」
鳩麦「ごもっともです!もう良い!リョウ編開演!」
涙カノ「甘さはw?」
鳩麦「(情け容赦含めて)ねーよんなもん」
────
【りょう】
さて、三方において回りこんでくる海賊たちは次々に屠られていたわけだが、そんな中、一か所、西側の岩場を行った者たちだけは、比較的簡単に、何事もなく屋敷にたどり着くことに成功していた。
むしろ彼らにしてみると、初めのあの不可思議な現象が人為的ではなく、妖怪か何かの仕業だったのではないのかとさえ考える物も出る始末だ。
当然、彼らが屋敷に辿りついた時、他の連中がまだ辿りついていなかったのも、彼らにとっては疑問だった。
しかし、彼らはその疑問を長く考察している暇は無い。
何故なら……
「な、なんですか、これは……」
部隊の中央。海賊であるにしては妙に知的な顔をした男が言った。
屋敷の正面。門は砕けちって吹き飛び、そこから屋敷へ伸びる道には、何メートルにもわたって赤いじゅうたんが敷かれていた。
この屋敷には、少なくとも200人は同胞が居たはずだ。幾ら主力は海に出ていたとはいえ、それだけの人数がやられたとは一体どれだけ規模の大きな襲
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