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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第四章 奇襲作戦
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いじゃない……現時点で信用できるのはあなただけなんだし」
確かに助けたのは俺だけど信用というならこの人自身の姉妹の方が素性の知れない俺より信用できるだろ……と思った矢先その理由を話してくれた。
簡単に言えば海賊が来てから元々この島に住んでる住人に幾度か裏切られたことがあるらしい。
ゆか「情けないわね……姉さんと妹信じれないなんて…」
りくや「しょうがないって言えばしょうがないかもな……あんな目に合わされたわけだし、俺だけでも信用してくれて嬉しいよ」
ゆか「っ!……別にあんたには助けてもらったから…」
急にそっぽを向いてぶつぶつと何かをつぶやくこの少女。なんでだろうか、俺は数秒しかない瞬間、このほんのりと顔を赤らめた横顔に目を奪われていた。
ゆか「………何よ」
りくや「な、なんでもない。でも外危険だからここにいろよ?」
ゆか「……それくらい、わかってるわよ」
りくや「おっけ。……ぺっぺっと……よっと!」
軽く飛びあがって枝につかまり逆上がりの要領でどんどん上がって行く。十分なところまで上がると見晴らしが良くなり敵もよくみえる。
りくや「さて……やりますか!」
西洋風の大剣を軽く構え、枝を二、三回しならせ俺は思い切りジャンプした。
りくや「土竜閃!」
「な、なんだ!?」
「て、敵襲っ!?う、うわぁぁあ!!」
着地の勢いで深々と地面に剣を突き刺し周りの地面を大きく隆起させその場にいた海賊の仲間らしき人間を飲み込んで行く。
りくや「悪党とはいえ人殺すのは抵抗があるけど……」
相手も場数を踏んでいるのかすぐに戦闘体制に入った。中には南蛮渡来の銃を持っている者もちらほら。
りくや「旋桜花っ!」
コマのようにその場で数回転して無謀にも突っ込んできた敵どもを斬り倒す。
「へっ、こいつで死ねっ!」
りくや「確かに食らったら死ぬけど」
引き金が引かれ弾丸が飛んでくるが、避けるのは難しいことじゃない、てか楽勝だ。
「な、に……」
りくや「…………っ」
すぐに近づいて斬り上げ殺す。そんなことを何度も繰り返していると初めて金属と金属がぶつかる甲高い音が聞こえた。
どうやら初めてガードされたらしい。
「てめぇ、ガキのくせに俺の部下をやるとはなぁ」
りくや「そりゃどう、もっ!」
剣を弾き返して一旦後ろに飛ぶ。そいつが着けている武装を見るとさっきの奴らとはどうやら格が違うらしい。そういや、さっき部下とか言ってたな。
「てめぇのせいで俺の予定が狂ったよ」
りくや「予定って…何?」
「あ"ぁ"?まぁここで殺すから教えといてやるよ」
ガキって呼ばれるし気色の悪い声だしムカついた俺にその男はさも当然にその答えを口にした。
「あの屋敷にいる娘
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