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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第四章 奇襲作戦
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父が声を張り上げる
確かに人数が多いならば、囲むのが一番有効な手だ
だが、残念ながらここは俺の巣の中、だ
りん「終わりだ」
腕を思いっきり引く。それと連動して周りの木々に引っ掛けておいた鋼糸が木々を切り刻みながら盗賊達に襲い掛かる
「くそっ! お前ら、俺様の盾になれ!」
「なっ……えっ……」
敵のリーダーは近場にいた仲間の身体を掴むと自身の盾にする。本人は身体を伏せつつ即席の盾で鋼糸をかわした
血の香りが辺りに満ちる。敵はリーダー以外息絶え、音はリーダーの吐息の音しかしない
りん「一人残ったか」
「な、なんなんだよお前はぁ!?」
錯乱したように俺を指差しながら、口の端々から唾でできた泡が汚く飛び散らせた
りん「別に特別な人間じゃない。強いて言うならお前の死神……ってところか?まあ、心配するな……。ただでは殺さない」
「く、くそぉぉぉぉ!!」
やけくそ気味に盗賊は手に持った長剣を大上段に振りかぶり、こちらに向けて突貫してきた
「死ねぇぇぇぇ!!」
そして、俺がその間合いに入ると全力で振り下ろしてきた
キィーーーン、という甲高い金属音が真っ赤に染まった森の広場に響き渡る
盗賊は長剣を振り下ろした状態で固まっていた
驚愕の目線の先には、自身の剣。ちょうど中程から先がない己の剣だった
りん「少し……」
呆然としている盗賊の直ぐ前で踏み込み、先程横に薙ぎ払った左方の剣……とは逆の手に持った剣を振りかぶる
りん「……うるさい」
盗賊の無防備な腹に踏み込みのエネルギーを乗せた剣の柄がめりこんだ
盗賊は口から血ヘドを吐きながら爆発に巻き込まれたかのように吹き飛び、木々を二、三本打ち砕きながら吹き飛んでいった
りん「さてと……お前には贖罪をしてもらうぞ?この世でも……あの世でも。まあ、聴こえてないか」
俺は辛うじて息のあった盗賊を回収。ズリズリと地面を引きずりながら元来た道を引き返した
────
蕾姫「こんなもんかな」
鳩麦「ほぼ一瞬で殲滅しましたねw」
蕾姫「まぁ、条件も良かったしw罠張って即効殲滅出来なきゃ何のために張ったんだか分からないしね」
レオニス「リンの巣には入りたくないなw」
涙カノ「同じくw」
蕾姫「安心しろw何処でも巣になるからw」
鳩麦「怖えぇ……さて、次はりくや君だ。涙カノ先生」
涙カノ「うっす。行きまーす」
────
【リクヤ】
りんとまさきの罠のおかげで大半が減ったけどまだまだ死に損ないがいるみたいだ。さて、どうやって特攻しようか…。
ゆか「とりあえず上から奇襲ってのはどうかしら」
りくや「あの二人みたいに速さないからそうするか……ってなんでここに!?」
ゆか「しょうがな
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