第五十五話 百鬼夜行その四
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達もね」
さらに飲みつつだ、茉莉也は二人に酒で真っ赤になっている顔でこうも言う。
「飲みなさいよ、遠慮は無用よ」
「ですから今は」
「お店のことがありますから」
「そう、じゃあまた今度ね」
茉莉也もあっさりと引き下がる。
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