暁 〜小説投稿サイト〜
アセイミナイフ -びっくり!転生したら私の奥義は乗用車!?-
第15話「私、とりあえず宿屋」
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
動的に閉まったのだった。



―――むくり。

不機嫌そうな顔で、ドアが閉まるのを確認し起き上がったのはグウェンだった。

「にゃあ。イダってば、自分がどういう立場に今あるのか、ってわかってないにゃ」

素早く着替えると、彼女はナイフを片手にイダたちの後を追って外へと出た。

…きっと騒動が待っているだろう。騒動を引っ掻き回す楽しみもあったが、

それ以上にイダへの心配が勝る。やれやれ、と心で呟いて階段を目指すと…

―――ガシャアアアアアン!!

――――何すんのよ、このあんぽんたん!!

…盛大な破砕音と共に、心配していた本人の声が響いてきた。

―――案の定すぎるにゃあ…

と、呆れの粒子をまとったまま、グウェンは速度を上げ階段を一気に駆け下りた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ