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ヘタリア大帝国
TURN127 アルプス要塞その九
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いというのだ。
「特に気にしなくていいだろう」
「そうですか」
「ああ、俺達もベルリンに向かおう」
 特に不安に思うことなくだ、ヒムラーは話した。
「それじゃあな」
「はい、わかりました」 
 今度は秋山が応える、そうしてだった。
 枢軸軍の主力はドクツ軍そして欧州各国軍と共にベルリンに向かうことになった。そこでレーティアの正式な総統復帰の式典に参加する為にだ。
 彼等は意気揚々としてベルリンに向かっていた、だがそのベルリンでは。
 慌てふためいて戻ったヒムラーが彼の真の部下達にだ、こう命じていた。
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