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鉄槌と清風
70部分:68:機動六課解散
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あうぅ…わかりました!」

 一瞬ひるむ物の気を取り直して、デバイスを用意する。

 「ほな、5対5、全力全開で…」

 なのはが、フェイトが、シグナム、ヴィータ、良彦がセットアップし、バリアジャケットと騎士甲冑に身を包む。
 スバルが、ティアナが、エリオ、キャロ、ギンガが此方もセットアップしていく。
 お互いが構え、緊張が高まった所で

 「ほな、開始や!」

 はやての掛け声で、全員が動き出す。

 スバルとギンガのツートップには、良彦とヴィータが。
 ティアナとなのはは、お互いに援護と牽制を行い。

 エリオとシグナムが、デバイスで交差し。
 キャロとフェイトは、遠距離で打ち合い、近距離ではキャロがフリードで防御してる。

 「ホントに動きよくなったな、お前ら!」

 「鍛え、られ、ましたから!」

 右に嵌めたリボルバーナックルで殴りかかるスバルをあえて、『弾か』ずにシールドで受け止める。
 隣ではヴィータもギンガを受け止め、力比べだ。

 「はぁっ!」

 受け止めていたシールドを押し返し。

 「…あれ、打って来いよ、一番の全力を」

 「はい、行きます!」

 ウィングロードが伸び、遠くからスバルが滑るように近づきながらカートリッジロード。

 「振動拳!」

 スバルの戦闘機人としての潜在能力、振動粉砕を利用した全力の拳。

 「おおぉぉ!」

 叫びうなる拳を

 「ゼピュロス、モードツヴァイ」

 『了解、モードエウロス』

 噴射口を籠手の肘の部分に作り出し、その拳に此方も拳打をあわせる。

 「風拳・圧」

 圧縮された風と振動券がぶつかり、お互いが吹き飛ぶ、スバルはウィングロードに着地し、良彦は空中で立て直し。

 「いいね、もう一回来い、切り札一枚見せてやるよ」

 「はい!」

 元気な返事とともに、ウィングロードを走るスバル…再びの激突、先ほどと違うのは

 「ゼピュロス…烈空盾」

 『了解』

 受け止めるのは右手を前に出し張った青い盾…なのはのシールドすら打ち砕く振動拳の前に砕かれるかと思われたそれは、しかししっかりと、振動拳を受け止める。

 「風拳・圧」

 一瞬動きが止まったスバルの腹に圧縮された空気と拳が打ち込まれ、弾き飛ばす。

 「今のが、対フェイト、シグナムの切り札だ、スバルにも切り札になるな」

 「今のって?」

 「終わったら教えてやる、これで終わるか?」

 「いえ、まだ行きます!」

 言葉とともに動きが変わる、ギンガとコンビネーションで動き出したのだ。

 「良い変じだし、良い考えだ…但し」

 「あたしら二人一緒のほうが、つえーん
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