第三話「幸運の星のために」
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
がいなくなっていることにようやく気付いた。
もうすでにお前の後ろに回り込んで銃を構えてんだよ。
もう少し早く気付いていれば、何かしらの手を撃てたかもしれないが
もう遅い。
−−これで終わりだ!
レーザーを撃つとサポート機能のおかげで寸分の狂いもなく
井原の右翼を射抜いた。
羽にダメージを負い、落下してくる。ビームマシンガンも手から離して
しまっていた。地面につく直前に、
「確保ー!」
という声とともに春香がキャッチ。旗か見れば地面スレスレでピタッと
止まっているように見える。そのまま井原は逮捕された。
やれやれ、やっと終わった。
一分が経過しようやくスケルトンバレットの効果が切れた。
「じゃあ、アタシはこいつを連れていくから、しばらく
地球からいなくなるけど、その間は任せたわよ」
「うん、任せてくれ」
それだけ話すと蓮花は「僕の野望がぁ・・・」と呟く井原を
引きずって行ってしまった。
完全コピーくんの使用はそれだけで重罪らしく、個人の裁量では
裁けないため、蓮花が連れていくことになった。
最近帰ったばかりなのに、少し気の毒だな。
「すげえな、お前の同僚」
「そうだろ?私の自慢だ」
蓮花を褒めたのに春香はまるで自分のことのように嬉しそうだった。
さて、騒ぎのせいで騒然となった学校を元通りにしないとな。
・・・・・・・はい、終了。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ