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IS-最強の不良少女-
お付き合い
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とでいいの?」

「ああ。というわけで支払いは頼んだ。まっ私も相応の礼をするんだろ? 何がいいんだ?」

「うーんと……じゃあ支払いが終わったら言うよ。ちょっと待っててね」

 そういうとシャルロットは支払いのためレジへと向かった。それを見送りながらも響は固まってしまっているセシリアとラウラにそれぞれデコピンを見舞いした。

「いつまで固まってんだよお前らは」

「ひうっ!?」

「あうっ!?」

 それぞれ素っ頓狂な声を上げた二人だが、響は溜息をつき椅子に座りなおした。

「んで? セシリア、このあとはどうすんだ?」

「あ、はい。このあとは勝者のご褒美ですわね。まぁシャルロットさんですが。それが終わったら昼食といたしましょう」

「あいよ、りょーかいだ」

 響がそう返答したところで会計を終えたシャルロットが戻ってきた。

「お待たせー。ハイ、響」

「おう、ありがとよ。で、お前が私にして欲しいことって?」

 響が聞くとシャルロットは若干俯きながら指をモジモジとさせながら呟いた。

「え、えっと……出来れば腕を組んで歩きたいなぁって。それがダメなら手を握るとかでもいいんだけど」

「なんだそんなことか。だったらいいぜ、ホレ」

 響は言うと左腕と体の間に隙間を作る。シャルロットは一瞬ポカンとしたがすぐに状況を飲み込むと響と手を組んだ。

「建物の中だけだけどな、外に行ったら手ぇつなぐくらいでいいだろ? あちーし」

「うん。それでいいよ」

 提案にシャルロットは頷きながら答え、響はセシリアたちに言う。

「じゃあさっさとメシ行こうぜ」

「……そうですわね」

「……ああ」

「サンセー。もうお腹ペコペコだし」

 若干反応がおかしい者がいたが響は気にせずにシャルロットと歩き出した。





 昼食を終えた響たちはそのままショッピングモール内にあるゲームセンターに向かいゲームを楽しんだ。セシリアやシャルロット、ラウラはゲームセンターは二度目だったがまだあまり馴れていないようだった。本音は以外にもゲームに慣れているようでシューティングゲームをワンコインでラストステージまで辿り着いていた。

 響はセシリア達に思い出でもと、クレーンゲームでとることの出来る小さ目のプライズを五つほど取っていた。

「すごーい! 響こういうの得意なんだね」

「あぁ、地元じゃそれなりに通ってたしな。それにいい位置にプライズがあったから結構楽勝だったぜ。ホレ、一個やる」

「いいの?」

「お思いでにでもとっとけ。この前はプリクラだけだったしな」

 響は言うとセシリア達を呼びそれぞれにプライズを渡した。

 そのあともまたプリクラを撮
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